物凄く地味なMSVを考えてみないか

物凄く地味なMSVを考えてみないか

1:通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 20:51:01 ID:8avethIf

1

地雷処理用ザク〈MS―05(M)〉

中東戦線で連邦軍が設置した地雷を処理するために現地改修されたザクである。

地雷処理といっても検知装置等は装備されておらず、分厚い鋼板でできた「ブーツ」を履いて地雷原を走り回るというダイタミックな仕様であった。

だが連邦軍が開発した対MS用地雷が投入されてから、戦死するパイロットが続出し、本機体は姿を消していった。


3:通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 21:15:45 ID:cVnghrOi

MSV自体、「○○実験機」とか以外ほとんどの機体が地味だろ


4:通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 21:20:29 ID:???

SMS(スモール・モビル・スーツ)

乗り込むのではなく「身にまとう」MSである

最先端のテクノロジーだが現実にはボールにすら勝てないため

お蔵入りに


406:通常の名無しさんの3倍:2009/01/26(月) 01:32:54 ID:???

>>4

今さらだが、昔「DD(ダイレクトドライブ)ザク」というものがあってだな


6:通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 22:18:44 ID:8avethIf

《水中試験用MS》

ジオン初の本格的な水陸両用MS、アッガイの母体となった機体である。

当初コードネーム「深海魚」と呼ばれていたが、潜航試験中、水深100m足らずで水圧により大破し、それ以降技術者の間で「深海魚」と呼ぶ者はなく、「圧壊した奴」で通るようになった。

正式採用後の名前が、この不名誉なあだ名が由来となったことは言うまでも無い。

7:通常の名無しさんの3倍:2008/07/02(水) 22:23:34 ID:???

MS頭部転用天体観測車

一年戦争後、地球の天体マニアが、

破損したMS06の頭部を転用して作った天体観測車。

大型ホバー車にMSの首から上を取り付け

赤道儀に搭載した超望遠カメラとして使用するもので

専門誌にこの観測車が紹介されるや

各地に追随する天体ファンが続出した。

特にアッグガイのメインカメラを用いた物の性能は高く、

同機の希少性もあいまって

この機体を手に入れることは一部天体ファンの夢となっている。

同種の観測車は、公的機関でも製造され、

移動天文台として各地で活躍中である。

22:通常の名無しさんの3倍:2008/07/03(木) 18:39:11 ID:???

空中用ドラッツェ

ドラッツェはザクF2型の上半身とガトルのプロペラントタンクを足部分に組み合わせたリサイクル機体である

ドラッツェの開発者は考えた

「ガトルではなくドップと組み合わせたら飛べるんじゃね?」

結局は試作機のテスト時に重力に耐えられずすぐに落下したため量産には至らなかった

三日後陸戦型ドラッツェと称してザクF2型をマゼラ・ベースに取り付けようとしたのは言うまでもない

29:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 13:00:06 ID:???

MSMー10R リックゾック

宇宙戦闘用ゾック

機動大型砲台として試作されたが巨大な冷却装置がネックとなり開発中止。

もちろん見かけ倒し。


31:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 14:30:14 ID:???

>>29

マ・クベが乗ってたような…あれ?俺が見たガンダムは違うのか?


33:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 15:23:22 ID:???

掃海作業用MSマインゴッグ

通称マインスイーパー

厚い装甲を盾に海上に敷設された機雷を掃除する為に考案されたMS。

自然環境に対する配慮のなさと、MSにやらせるのは勿体なさ過ぎるとして、全会一致で棄却された。

後の世に予備役軍人のMSオタクが処分し忘れ、埃を被っていた設計図を非合法に入手し、これを立体化させて悦に入っていたとかいないとか。

34:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 16:59:04 ID:???

艦船拿捕専用MS プロトタイプゴッグ

地球侵攻後、制海権を重く見たジオン軍は

手っ取り早い海軍拡張手段として連邦海軍戦力の拿捕を画策。

そのために開発された、

魚雷などの発射口を封じる粘着弾、船体にとりつくための大型アームを装備した水中専用機。

あくまで艦船の拿捕を目的としているため、実質的な戦闘能力は低く、

形態も今のゴッグとはあまり似ていない。

が、同様の装備がゴッグの設計思想に取り入れられているため

プロトタイプゴッグと呼ばれている。

35:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 17:08:54 ID:???

MS強行投下型ルッグン

本来偵察をメインにした航空機であるが、二機の熱核ジェットエンジンを搭載し

航行能力のみを見込まれ流用された現地改修機である。

名の通りMSを機体下部に追加されたユニットに吊るして投下ポイントまで運搬するというもの

であったが、ドダイYS、ファットアングル、ガウの登場によりその姿を多くの戦場で見ることはなかった。

一部では改良が続けられ、激戦区へのMS投下の際砲撃を防ぐ意味で爆撃ユニットが装着されたりしたが

陸戦MS09ドムの登場で開発は打ち切られその姿は完全に戦場から消えることになった。


36:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 17:36:34 ID:???

ドムT型

ドムの下半身の足を排除し大型ホバーを搭載したもの。コンセプトに変化は無く機構も出力調整に留まったが

外見かたタンクの頭文字からTを取り、T型を名乗っている。

積載要領の増加から本機の元となったドムタイプのプロトタイプに仕様されていた肩部

の武装固定装置が採用され、バズーカ二、マシンガン2、シュトゥツムファウスト5と

武装はかなり多くなっている。腰にはプロペラントタンクを装着し活動限界の現象を補っているが

整備コストの高さから前線に立つことはなく拠点防衛に使用されるに留まった。

37:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 18:30:27 ID:???

ザク・フレイムスロワー

ザクは優れた汎用性を持ち、任務に応じてさまざまな装備に換装、作戦遂行能力を向上させることが可能だった。

このフレイムスロワーは地上侵攻軍の主導で開発されたシステムで、

ランドセルと一体になった大容量の燃料タンクと、そこからチューブでつながった火炎放射器を装備している。

これらの装備は主にF型およびJ型が使用したが、装備に際してはランドセルの交換以外に特に調整は不用で、

その簡易性は前線においては歓迎された。意外な好評に気をよくしたのか、

ジオン本国では後に、ザク側のレーザー通信によって誘導される自走燃料補給車「クロコダイル」を開発。

放射時間の延長を図ったが、こちらは「MSの機動性についてこれず足手まといだ」とされ、不評だったという。

79年3月中に行われた降下作戦、および、それから7月までの連邦軍掃討作戦に投入され、

陣地に篭って救援を待つ、多くの連邦軍将兵を殺傷した。

また、12月末に行われたキリマンジャロ鉱山基地防衛戦では、地下坑道内に本仕様のザクが配備され

連邦のMSと交戦したとされる。

本来、施設破壊・歩兵制圧用のシステムであるフレイムスロワーだが、

稼動部が多く、非装甲部分が広いMSに対しては案外有効な武装であったようで、

接近の容易な地下坑道内での戦闘では、敵MSの関節・センサー系を破壊し、多数を戦闘不能に陥らせている。

40:通常の名無しさんの3倍:2008/07/04(金) 22:39:25 ID:Dze+7zEy

《ジムスポッター RGM-79(S)》

ジムスナイパーカスタムの運用は基本的にスナイパー(狙撃手)+スポッター(観測手)の2機以上の編成となる。

これはスナイパーが狙撃体制に入ったさい、一瞬無防備になり、護衛が必要である事と、長距離射撃は高度な演算を瞬時に行わなければならず、バディとなる機体が必須である為だ。

頭部に高性能コンピュータを内蔵しているため、ノーマルのジムより後頭部がやや出ている形状となっている。

一般的にノーマルカラーの機体をスポッター、スナイパーと同様のカラーリングを施したものをスポッターカスタムと呼んだ。


45:通常の名無しさんの3倍:2008/07/05(土) 13:11:43 ID:???

農ザク

回戦当初、大量生産されたザクⅠ及びⅡの内、機動試験をパスできなかった不良品がジオニック社に返品された為、元を取る為農家に払い下げられた民間向けザク

事の他好評を得て多くのザクが出回ったが、戦況が厳しくなるにつれ、農ザクも徴収され、戦線に送られる事になる。

当然だが不良品であるザクを配備された部隊は、全て全滅している。

47:通常の名無しさんの3倍:2008/07/05(土) 14:10:38 ID:ci2bW865

《ボールミミック RB-79(M)》

ボールの表面に隕石風の偽装を施した機体。

ソロモン攻略戦に90機程度投入された。

戦果としては、敵無人防衛システムにより80%が撃墜され、20%が母艦に帰投しようとしたが、あまりに偽装が巧妙なため、味方に気付いてもらえず、戦場に取り残され、結果的に帰還機ゼロという壮絶なものであった。

この作戦を立案した責任者の隠蔽により、この事件は闇に葬られることとなった。

この機体に乗っていたパイロットが生き延び、後にデラーズフリートに参加していたという情報もあるが、定かでは無い。


53:通常の名無しさんの3倍:2008/07/06(日) 23:12:16 ID:???

なにげに良スレじゃねえか・・・プラモ作りたくなるぜ。

>>47 ミミックじゃなくてばくだんいわだろー。イシツブテでもいいぞ。


49:通常の名無しさんの3倍:2008/07/05(土) 18:29:25 ID:???

RGMー79C

果たして何人詰め込めるか?をコンセプトに開発されたジム人員輸送型。

完全武装の兵士を47人搭乗させた記録は未だ破られていない。

愛称ジムキャリー。


53:通常の名無しさんの3倍:2008/07/06(日) 23:12:16 ID:???

>>49 ネーミング先に考えたろ。


55:通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 16:19:36 ID:???

物資輸送用ワッパ

地面の状態を選ばないワッパはジオン軍にとって重要な移動手段だった。

ファットアンクルが着陸出来ない様な狭所等に大量に物資を輸送する為、

カーゴの四隅にワッパを配置し、4台のワッパでカーゴを釣り上げて使用する。

ワッパ搭乗員4人の呼吸が合わないと移動もままならない為、あまり普及する事はなかった。


58:通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 19:28:38 ID:x4LzpgBh

《ヒルドルブⅡ YMT-05V》

ジオンの試作モビルタンク、ヒルドルブの発展型である。

この機体の特徴は、従来型のタンク形態からモビルタンク形態に加え、さらにモビルスーツへと可変することである。

その為、本来型番はMSとなるはずであるが、便宜上MTのままとなっている。

モビルスーツへの変形は複雑な機構は持たず、機体下部に収納されたザクの足がでてくるだけであった。

試作1号機のヒルドルブの評価が奮わなかった為、開発は中止されたが、実用化されれば1年戦争時唯一の3段可変MSとなっていたはずである。

60:通常の名無しさんの3倍:2008/07/07(月) 21:43:24 ID:???

ズゴックD

深海探査・開発用MS

海洋資源の開発・採掘を目的としてノーマルのズゴックを現地改修した機体。

相当数が深海に投入されたが、水圧に耐え切れずほぼ全機が未帰還機となった。

“D”とは無論“Diver”の頭文字であるが、この醜聞により

“Death”と揶揄する声が大きい。


63:通常の名無しさんの3倍:2008/07/08(火) 00:47:50 ID:???

RGM-79Pi 採掘用GM

一年戦争後に資源衛星採掘用に転用されたジム。

ビームボーリングやメガ粒子溶接機など、最新軍事技術を惜しげも無く民間に払い下げた。

脚部のスラスターはオミットされており、変わりにヒートスパイクが付けられている。

マニピュレーターは指一本一本がプライヤとして稼働し、器用かつ大量に岩石を持つ事が出来る。

RB-79T 資源運搬用ボール

採掘用ジムによって採掘された岩石はこのボールによって運ばれる。

ボールの横に別のボールが二つくっついたような構造をしており、

ボール状容器の中に岩石を入れる。

大量の資源を運ぶ為に推力は元のボールよりも遥かに高い。

キャノン砲は大型ショベルクレーンに換装されている。

64:通常の名無しさんの3倍:2008/07/08(火) 01:01:41 ID:???

メディックジム

戦闘で破損し行動不能となったMSの応急修理を専門に行なうための

精密作業用の副腕などの特殊装備を施した機体。

エンジニアの資格を持ったパイロットにより運用され駆動系の修復、

簡易な整備、果てはパーツ交換まで可能であった。

特に自らの頭部を予備パーツとして使用する場合もあったため、

「戦場のアンパソマン」の異名で知られる。

65:通常の名無しさんの3倍:2008/07/08(火) 01:52:23 ID:???

ウェザーハイザック RMS-106W 

UC100年頃の地球連邦科学技術省気象局が運用するハイザック。

MSの巨体を生かし、多数の高性能な光学観測機器や気象レーダーを搭載する。

大型観測器をマニピュレーターで帯行・操作する事により幅広い観測が可能。

頭部はセンサーやカメラの類で埋め尽くされてハイザックの面影は無い。

観測用ファンネル4基を搭載する事が出来る。

多数の精密観測機器や演算機器、さらにはサイコミュを搭載

してしまったことにより軍事用ワンオフMS並みに高価な機体である。

大気観測ファンネル (ウェザー・ファンネル)

RMS-106Wにオプションとして搭載される珍しい非軍事用途のファンネル。

山型をしており、タグテッドファンにより飛行を行う。

観測地点へ到達するとファンを停止しバルーンによる浮遊へ切り替える。

強化人間の使用を想定してはいるが基本的にミノフスキー粒子非散布下

で活動するため、無線誘導での操作が主である。


70:通常の名無しさんの3倍:2008/07/09(水) 20:23:27 ID:???

ピットザク

戦後、占領統治下のズムシティ地下にて行われた非合法娯楽格闘技

失業したMSパイロットが払い下げザクに乗り込み、素手で闘う。

人気選手の中には、デラーズフリートとの関係を噂される者もいた。

71:通常の名無しさんの3倍:2008/07/09(水) 22:12:59 ID:???

MSー06FーX5<ザク大気圏突入試験機>

「ザクにも大気圏突入が可能である」ことを証明するため『だけ』に改造された機体。

空気抵抗を極力排除した流線型と、全身に耐熱タイルを貼り付けた

その姿は、テストベッドのMSー06Fの原型すら留めていなかったといわれる。

「クラウン」の愛称には、ジオン技術陣の意地が込められている。


72:通常の名無しさんの3倍:2008/07/09(水) 22:42:02 ID:???

MS-06 IF

脱走兵が潜伏していた島の近辺から引き揚げられた06-Fをベースに

近接戦闘・格闘戦主体に強化された機体。装甲・機動性が大幅に上がっている。

その道に精通したパイロットが操れば、接近戦に持ち込む事で

最新鋭MSや大型MAまで屠る事が可能であると開発者は豪語している。

因みに「IF」とは「InFight」の略であるが、あまりの性能の違いから、後の人は

Iフィールド駆動の略ではないかと勘繰ったと言われている。   byシメオン


80:通常の名無しさんの3倍:2008/07/10(木) 21:44:29 ID:???

RX-77-119FS

消防活動のための装備を満載した機体で、戦場での消火・救急活動を行うために開発された。

しかし、ロールアウトが終戦間際であったため戦線に配備される事はなかった。

それでも、その圧倒的な消火力、被災地での踏破性能、耐火・耐熱能力から、一部デチューンされた機体が

大都市の消防署に、小数ではあるが量産配備され有事に備えている。

83:通常の名無しさんの3倍:2008/07/11(金) 16:45:06 ID:???

RGM-78-C ジムクレーン

主に南米や砂漠など車両や六一式戦車、MSがはまって動けなくなることが多発した地帯に多く配備されたMS

無論武装はクレーン以外はきちんと装備されているため牽引時の護衛、目的地への移動も護衛が必要ないため大変重宝された

以後のジムタイプには必ずクレーン仕様が作成され耐用年数が過ぎた機体はコロニー公社の子会社JAFに払い下げされ多くの民間人の為に有効利用された

本機のデータはジムキヤノンの開発にフィードバックされている

90:通常の名無しさんの3倍:2008/07/13(日) 11:20:22 ID:Rmhwi/2i

《ゾゴック・改 MSM-08F》

ゾゴックの格闘性能を限界まで引き上げた実験機である。

型式にMが付いてはいるが、水中航行能力はオミットされている。

当機体の最大の特徴は、右手に新たに装備された「ヒートナックル」であろう。

これは右マニピュレーターを白熱させ、敵MSの装甲を貫通し、コクピットや駆動部を直接破壊するという画期的なものであった。

そもそも格闘性能に優れたズゴックの流れをくむ機体がベースの為、そのポテンシャルは近接戦闘で敵無しであったと言われている。

だが、当時としても1対1の格闘戦が既に時代遅れになりつつあったこと、及び機体の限界性能を引き出せるパイロットがいないことなどがあり、この実験機1機のみの製作で終了している。

なお、この基本コンセプトは後世に思わぬ形でガンダム・タイプに採用されることになる。

92:通常の名無しさんの3倍:2008/07/13(日) 16:27:36 ID:???

FF-5 シッカタナーク

空母ガウとドップによって制空権をも奪われつつあった連邦軍が

ジムを実戦配備するまでの間、航空戦力の底上げを狙って開発した機体で

実質、トリアーエズの後継機という位置付けになっている。

航空機としてとりわけ目新しい機能・装備は見当たらないが

MS開発の副産物である新型合金を採用する事で、軽量にして頑強という

特性を備えており、エースパイロットのハードな操縦にも耐えうる機体である。

しかし、本機が配備される頃には戦闘の主役はほぼMSになっており

武装自体は旧来のままの本機がその性能をフルに発揮する曲面は殆ど無かった。

94:通常の名無しさんの3倍:2008/07/13(日) 18:17:07 ID:???

FF-6E KINタマー

連邦軍制式主力戦闘機FF-6TINコッドの支援機として、同機をベースに

M粒子下における索敵能力を向上したEWAC機能を付与した機体である。

その特徴的な翼は、見る角度によっては完全な二対の円形を成しているが

これこそEWACの塊であり、充分な揚力を本機に与える機能をも有している。

この翼はディッシュ機の機構をブラッシュアップしたもので

旋回性能やその他の性能も通常の戦闘機に比しても決して劣るものではない。

95:通常の名無しさんの3倍:2008/07/13(日) 19:17:01 ID:???



後のアッシマーである

106:通常の名無しさんの3倍:2008/07/18(金) 18:36:27 ID:???

MS-20ZⅡ ザッコ

一年戦争後期、明らかな疲弊を見せ始めたジオン軍はMSのリサイクルによって

戦力の補強を行なうようになっていった。

簡便なものでは同系統の機体を寄せ集めて一機のMSを仕立てあげる方法があったが

全く別の機体、果てはMSと戦闘機などとのミックスも行なわれた。

このような機種にはMS-21Cドラッツェなどがある。

当機は突撃艇ジッコとMS-05ザクⅠを組み合わせた機体であり

ビーム撹乱膜を展開でき、対MS戦闘もこなす事も可能であった。

しかし間に合わせの急造品の域を出るものではなく、一、二回の出撃でたいていスクラップになった。

また、直線的な機動しかできなかったために、障害物や敵艦に激突、爆散した機体もあった。

元々が寄せ集めの機体であったため、資材調達のために解体されたものも多く

現存する機体は一つも無くメカマンの間で「カゲロウ」と呼ばれる事もあった。

112:通常の名無しさんの3倍:2008/07/30(水) 01:15:30 ID:???

RGM-79RS ジム・式典用

ハマーン・カーンとの和睦に際し、式典で運用するMSの必要に迫られた連邦が用意したMS。

ジオンの軍服をイメージした意匠を施され、ビームライフルに代わり長槍状の柄をもつビームサーベルを装備することで儀杖用MSとしての外観を整えた。

しかし、ベース機がGMⅡであるためかネオジオン側の抵抗が強く、事前調整の段階で出番を失うこととなった。

113:通常の名無しさんの3倍:2008/07/30(水) 01:28:36 ID:???

MS-06-RXT デュアルアイ試験機

連邦軍のRX-78の分析プロジェクトのためにMS-06F

を改装した機体。頭部のメインカメラは既存のモノアイとの性能

比較試験用に試作されたジオン製デュアルアイとなっている。

機体全体も、RX-78に近いフォルムとなっているため、

ソロモン攻略戦に単機で投入された際、連邦軍を困惑させたとの

記録が残っている。


122:通常の名無しさんの3倍:2008/08/04(月) 13:00:37 ID:lH7PE4px

《ザク飛行試験型》

グフ飛行試験型が脚部等のスラスターにより浮遊する(実際に飛行はできなかったが)に対し、こちらはヘリコプターと同様、回転翼により揚力を得るという別のアプローチによる、MS飛行の実験機。

ほぼ機体全長と同じ長さのメインローターを左腕に装着し、飛行時には腕を頭上に掲げる姿勢となる。

だが結果は地上から10cm浮くのがやっとで、全く話にならなかった。

このコンセプトが実用化されるのはその後、実に70年以上経ってからであった。


130:通常の名無しさんの3倍:2008/08/08(金) 11:04:01 ID:hT2z6USv

《黄金ザク》

アフリカ戦線でたびたび目撃された金色の珍しいザク。

その美しく輝く外観は連邦兵士の想像力を大いにかきたて、「遭遇すると幸せになれる」「破壊すると呪われる」「通常の30倍の早さで動く」など、様々な噂(デマ?)を呼んだ。

だが実態は、塗装工程で失敗し、下地処理のプライマーが劣化した黄色に地金のシルバーが透けて見えただけの、ただの不良品であった、というのが現在最も有力な説である。


137:通常の名無しさんの3倍:2008/08/11(月) 04:02:53 ID:???

MS-06Ck ザクック

最前線での兵の士気向上はは食にあり、との発想から

常にできたての食事を提供すべく調理能力に特化した装備を与えられたザク

ジェネレーター出力を3倍に高めてあり外部熱源を使用せずとも

高火力でのヒートフライパン・ヒート鍋・ヒート中華鍋の運用が可能

五指はそれぞれさしすせその調味料サーバーになっており

調理進行に伴うタイムラグのない絶妙な味付けが可能


149:通常の名無しさんの3倍:2008/08/20(水) 22:02:01 ID:jZwVa0WT

ドム・フリッパー

中破したザク・フリッパーの探知系をドムの胴体に載せた現地改修機。

胸部の拡散ビーム砲は夜間・閉暗所用の投光機に換装されている。

故障したヒートサーベルの先に光学機器を取り付けるなど偵察に特化した仕様になっている。

空調に問題があったのか搭乗者は「むせる」との感想を残したという。


682:通常の名無しさんの3倍:2009/08/29(土) 23:34:48 ID:???

ドムフリッパー

682_1

見てのとおりである


150:通常の名無しさんの3倍:2008/08/20(水) 22:41:54 ID:???

アッガイE

右腕部の機関砲/メガ粒子砲を廃し、

アッグガイの電気系にグフカスタムのワイヤー型ヒートロッドを接続したものを装備。

左腕部も同様のものに換装し、より高度なターザンごっこと格闘戦を可能とした。

さらに頭部の105mmバルカン4門を廃しヒートロッドに換装する案も出されたが

中距離での戦闘を考慮していないとして採用されなかった。


152:通常の名無しさんの3倍:2008/08/20(水) 23:01:39 ID:jZwVa0WT

ゴッグ軍楽隊仕様

腹部のメガ粒子砲の代わりに大型スピーカーが装備されている。

元はソナーの欺瞞や音波兵器の研究用だったらしいが、

成果を出すには当初の予想より長期間かかると判り途中で計画が凍結された。

研究の一部はゾックのフォノンメーザー砲に応用される予定であった。


758:通常の名無しさんの3倍:2010/05/03(月) 15:20:00 ID:???

ザク・ドラマー/ザク・トランペッター

ジオン軍楽隊が、モビルスーツによる鼓笛隊行進を目的に

改修した楽器演奏用MS

破壊されたコンビナート資材をリサイクル改造して製造された

太鼓(大型タンク改造)や、ラッパ(パイプライン改造)を駆使し

演奏を行ったが

人間サイズの楽器をそのままMSサイズに拡大した場合

音域が下がり(重低音になる)、人間の耳には心地よく聞こえない

事が判明したため、MS軍楽隊のアイディアは没となった

163:通常の名無しさんの3倍:2008/09/02(火) 17:56:50 ID:uFMitVVX

ジムホバー試作型

ジオンのドムの機動力に手をやいていた連邦のある部隊が捕獲したドムの下半身にそのままジムの上半身をつけるという無茶苦茶な改造でできたもの。

当然バランスは最悪ではじめのテストで大破した

164:通常の名無しさんの3倍:2008/09/10(水) 18:46:17 ID:O14a4uZ1

《ザクファランクス》

ザクキャノンが量産化されなかった為、有効な対空用MSが無いジオン軍が、急場を凌ぐ為に製作した改造機。

通常のザクとの違いは、頭部がカメラ兼50mmバルカン砲に換装されている点だ。

システム自体は旧世紀の艦艇等に装備されていたCIWSと大差ないが、特に拠点の防空に絶大な効果を発揮した。

しかし、後に連邦軍に研究により頭上垂直方向が全くの死角であることが判明。

高高度からの垂直爆撃により、全機撃破された。

172:通常の名無しさんの3倍:2008/09/16(火) 21:56:37 ID:l8VIMOXC

《マゼラスペシャルアタック》

マゼラアタックの主砲部分をTNT火薬2tを内蔵したミサイルに置き換えた物。

運用方法は、陸地を敵の索敵網をかいくぐり、当該地域に到達した後、目標に向けてマゼラトップを発進させ、体当たりさせるものである。

ミノフスキー粒子下では電子機器による無線誘導が不可能な為、命中までの操作はパイロットが行った。

パイロットには、主に経験の浅い学徒兵や、MS特性の無い人員が選ばれた。


179:通常の名無しさんの3倍:2008/10/03(金) 08:34:43 ID:???

形式番号なし ジャブロー攻略用MA(開発計画案のみ)

二本の足ではなく、ロードローラーのように巨大なローラーで走行するMA。

ジャブローに降下し、連邦軍本拠地を急襲するMAとして検討されていた。

Iフィールドで連邦の攻撃をものともせず、ローラーでジャングルを押しつぶしながら走行し、基地発見

後、斜め下向きに取り付けられた大型メガ粒子砲で基地を破壊する、といったコンセプトだったようだ。

結局、より小型軽量で火力も同等のMA-08開発計画のほうが優先され、計画は中止となった。

戦後連邦軍では、ジオン残党殲滅用機動兵器としてこのMAの開発計画が再度提案された。

それでも、あまりにも突飛な案だったため却下されてしまっている。

それから数十年後、この案に目をつけたのが他ならぬドゥカー・イクである。

191:通常の名無しさんの3倍:2008/10/13(月) 01:46:50 ID:???

MS-06 ザクⅡ 鉄道保守仕様

 オーストラリア大陸では鉄道網による補給ラインがジオンにとっての生命線となった。

本機は鉄道の保守整備作業を円滑に行うべく、軌道整備部隊に配備されたMSである。

背部に10mレールを20本程度装備し、指先のレーザトーチでレールの切断、溶接を行った。

カーブレールは、なんと手で曲げて作っていた。その他、MS用スコップや自衛用の120mmマシンガンを装備していた。

 オーストラリアからの撤退戦の中、本機は行方不明になるが、おそらく戦闘に狩り出され失われたと思われる。


193:通常の名無しさんの3倍:2008/10/14(火) 00:17:57 ID:CmHqIw3G

《ザクバキュームタイプ》

ジオン前線基地の汚水槽や下水道施設のメンテナンスに使われていたザク。

背中には大容量のタンクを備え、右手にはホースを装備する。

本来作業用のMSであったが、タンク内のポンプを逆回転させることにより、汚水を最大200m程度散布できることから、特に戦況の悪化した戦争後期に軍事転用された。

その効果は絶大で、前線での混乱及び敵兵の戦意喪失に大いに貢献した。

彼等は「黄土色のトラウマ」と呼ばれ連邦に恐れられていたが、ある日敵弾が背部に命中し、タンク内のメタンガスに引火して機体ごと爆散するという事態に陥った。

半径500m以上が黄土色に染まり、両軍とも戦線維持不能、即時撤退となる大惨事となった。

その後条約等で禁止になった訳ではないが、糞尿兵器が使用されることは2度となかった。

197:通常の名無しさんの3倍:2008/10/14(火) 07:36:51 ID:???

RGM-79-MP ジム連邦軍憲兵隊仕様

連邦軍憲兵隊(ミリタリーポリス)用ジム。塗装など一部が変更されたのみで、機能的にはRGM-79と大差ない。

ジムミリタリーポリスを省略して、ジムミップもしくはジミとも称される。

198:通常の名無しさんの3倍:2008/10/15(水) 16:32:57 ID:???

後にジム・クウェルと交換される形で退役した。

215:通常の名無しさんの3倍:2008/11/09(日) 15:52:37 ID:0yEOBVqM

運搬支援用ジム

陸地からでも、より早く物質を運ぶ為に造られた運搬支援用MS

大戦中期、新に開発する予算と時間が無かった為ベースは廃棄寸前だった陸戦用ジムが改良された

運搬車では行けない沼地や山岳地にも、MSなら行けると言う事で活躍が期待された

軽量化で装甲などは外され背中と胸部に大型コンテナをしょい込み、両腕も外され中型のコンテナが左右に取り付けられる

下校途中にジャンケンで負けた小学生が、皆のランドセルを持たされた状態だと言うと解りやすい

しかし投入後、過剰積による載物質の重さに自慢だった起動性が失われ、更に運搬中にオーバーヒート、両足のバランサーの故障が多発

終いには敵にあっさり捕獲されるなどと言う失態も相次いだ

最終的にやっぱり空から運んだ方が効率的だと言う事から僅か2ヶ月で運搬支援MS小隊は解散し

運搬支援用ジムも表舞台から姿を消した

因み物質を無事に届けられたのは僅か2回だったと言う不名誉な記録が残ってる

216:通常の名無しさんの3倍:2008/11/09(日) 15:54:40 ID:6PFsP65o

IGLOO制作スタッフが興味を示した様です。

225:通常の名無しさんの3倍:2008/11/20(木) 12:28:54 ID:???

《ザクトレーラー》

ザクタンクに牽引装置を取り付け、トレーラーヘッドとして活用した機体。

一年戦争後期、MSが不足ぎみのジオンにとって、物資輸送と護衛任務を同時にこなせる本機体は大いに活躍した。

ザクタンクと言うと作業用のイメージが強いが、この機体は両腕がグフ・カスタムに装備されていた物と同型のチェーンガンに換装され、両肩には対空、長距離射撃用の180mmキャノンが装備という重武装となっている。

ザクタンク自体が現地改修機であるため、仕様はまちまちだが、なぜか指揮官用のブレードアンテナが、全ての機体に装着されていたという。


238:通常の名無しさんの3倍:2008/11/28(金) 15:12:23 ID:6fkSYY//

《ジム 39(サンキュー)リミテッドエディション》

一年戦争時、連邦のエースパイロット アムロ・レイが、3分以内に敵MSを9機撃墜という脅威的なスコアを出した記念として生産されたモデル。

アムロへの感謝の意味を込めて3×9の計27機生産された。

スペックは標準仕様と変わらないが、本革シート装備やシールドの連邦章がゴールドメッキされ、本体色も専用のパールホワイト塗装の豪華仕様となっており、また、左肩には3分以内で停止しているストップウォッチと、9機のドムらしきシルエットがマーキングされている。

連邦軍宣伝部渾身の力作であったが、軍上層部からは、「やりすぎだ」「陰湿な嫌がらせ」「悪趣味」

など批判的な意見の方が多かったという。

241:通常の名無しさんの3倍:2008/11/29(土) 22:20:00 ID:???

●MS-05ザクⅠ模擬戦使用機(ワイヤー仕様)

UC0079年1月、サイド3では、MSザクの新人パイロット養成訓練が行われていた。

その一環として、連邦軍のMS開発を想定してのMS同士の模擬戦が行われていた。

その結果、MS同士の近接格闘戦ではヒートホークのリーチの短さという欠点が露呈した。

これをうけてジオニック社などの企業が新しい近接武器を開発し始めた。

一番有望視されたのはオーソドックスなヒート・サーベルであったが、もうひとつ試作された「色物」があった。

模擬戦を行ったパイロットたちの一部から要望があった「MSサイズの鞭」であった。

敵を絡めとり、動きを封じる非常に特異な武器であった。

試作されたものは巨大な電熱線のようなもので、MSの装甲を溶かしながら絡みつく使い方しだいでは強力なものだった。

さっそくこの武器はザクⅠの腕にユニット化して取り付けられ、模擬戦が行われた。

模擬戦ではパワーもスピードも上のザクⅡに1対1で勝利するなど、その強さを見せ付けた。

開発時はただ「ワイヤー」と呼ばれていたこの武器は後に改良され「ヒート・ロッド」として正式化された。

もうひとつの武器ヒート・サーベルとともに、この武器は新型機グフに搭載され地味ながらも熟練パイロット達に愛されたのだった。

244:通常の名無しさんの3倍:2008/12/05(金) 18:34:33 ID:ZyWP3pBA

《ザクスナイパーⅡ》

老朽化したザクⅠを改修し、再利用としたザクスナイパーであるが、

機体数に対してビームスナイパーライフル及びジェネレーターパックの数が大幅に不足していた。

ザクスナイパーⅡは、ビームライフルの代用としてザクⅡのオプション兵装として試作された実体弾ライフルを装備したものである。

ザクマシンガンの弾薬をベースに炸薬を増量した専用カートリッジを使用し、長距離射撃に対応させるよう開発されたライフルであったが、

大戦前に開発されたため、威力が低く航空機や戦車には有効であったものの、MSの装甲を貫通させるには至近距離まで近付かなければならなかった。

さらにボルトアクションで連射性が悪く装弾数も5発と少なかったため、敵MSに次々と撃破された。

戦後公開された資料によると、チャージングハンドルを引きながら果敢に挑むザクスナイパーⅡがジムの圧倒的な弾幕により撃破される映像が確認されている。


427:通常の名無しさんの3倍:2009/02/07(土) 13:28:36 ID:???

《ザクスナイパーⅢ》

>>244 の機体(というより武装)を懲りずに改良したものである。

ライフルの弾丸の装填を手動から発射ガスを利用したセミオートマチックに無理矢理変更し、連射性が改善されている。

しかし、設計に無理がある為、作動が安定せず給弾不良が相次ぎ、事態はさらに悪化した。

その後、完全新規設計のセミオートマチックスナイパーライフルが開発されたが、スナイパータイプのザクは全て撃破され、既に残されていなかったという。


246:通常の名無しさんの3倍:2008/12/07(日) 01:57:25 ID:???

地球連邦軍哨戒特務艦・M-001/Ex ジオン公国練習戦艦<ジオニズム>/Ex 地球連邦軍マゼラン級戦艦<スチュアート>

1

0079年の開戦時、全ての艦艇が前線にいた訳ではない。

戦艦<スチュアート>は汚濁で呼吸不能になりかけた艦内空気を濾過・交換する為、サイド1の某森林観光コロニーに停泊し、補給を受けていた。

目的が目的であるため、乗員のほとんどは艦から降ろされていた。同コロニーがジオン軍の神経ガス攻撃を受けたのは開戦直後であった。

<スチュアート>の乗員たちは汚染空気にさらされて次々に悶死し、艦内に残った乗員だけでは操艦不能であった。

艦長は核融合炉のキングストン弁を開けようと試みたが、寸前、突入してきたジオン海兵隊員に射殺された。

森林コロニー故に神経ガス攻撃を行ってもいずれ浄化され再利用が可能になるというのがジオン突入部隊の目論見であったが、予想外の大きなおまけに、これを鹵獲する事にした。

無人の<スチュアート>に回航要員が乗り込み、本国へ移送した。

ジオン軍は、鹵獲した<スチュアート>を徹底的にプロパガンダの材料とした。

規格が他艦と合わない為練習戦艦扱いとなり、<ジオニズム>と改名し、ジオン規格で改修を受け、グレート・デギンの直衛艦とした。

巨大なグレート・デギンに公国章を漬けて付き従うマゼラン級戦艦は、連邦敗北の象徴以外のなにものでもなかった。

グレート・デギンが和平交渉に赴いた時は、当然ながら<ジオニズム>は同行せずに本国に残留した為、ソーラ・レイは回避している。

航続距離の関係でジオン残党軍も持ち出さなかったため、<ジオニズム>は無傷でジオン共和国の元にあった。


281:通常の名無しさんの3倍:2008/12/26(金) 21:53:09 ID:???

>>246

おもしろいな

駆逐艦スチュアートがモデル?


247:通常の名無しさんの3倍:2008/12/07(日) 02:22:52 ID:???

2

地球連邦軍は、当然ながら<ジオニズム>の返還を強硬に要請したが、共和国政府は強かであった。

<ジオニズム>は正規に鹵獲したジオン共和国籍軍艦であると主張し、キングストン弁を遠隔操作して、

ジオン軍艦として栄光ある最後を遂げさせる用意があると断言した。

そんな事になっては連邦軍の恥の上塗りである。

結果、<ジオニズム>所有権問題を元に、共和国は連邦からいくつか重要な譲歩を勝ち取った。

里帰りを果たした<ジオニズム>ではあるが、連邦軍に彼女を歓迎する用意は全くなかった。

戦時中は散々連邦軍の恥をさらした挙句、終戦交渉でまでトゲとなった厄介者である。

戦前の製造による精緻な作りと、実戦に出ずに整備を受け続けた事から、

艦としての状況はミント・コンディションであったが(戦中就役艦のいくつかより遥かに良好であった)、

これまでの経緯からして、連邦軍は彼女を戦艦籍に編入せず(スチュアートという艦名は別なマゼラン級戦艦に再命名されていた)、

ジオン技術と連邦技術の融合を調査した後、なんらかのイベントにおいて標的艦として処分する事を決定した。

そしてその日がやってきた。0083年、大観艦式。

連邦艦隊戦力の復活を誇示し、連邦軍の恥を新型戦艦の威力でもって粉砕する計画であったが…

この時なにが起きたかはいうまでもあるまい。

実弾演習どころの騒ぎではなく、標的艦M-001は無人のまま自動制御で放置された。

一連のデラーズ蜂起が終わった後、M-001がまだ処分されていない事が判明した。

当然また沈め直す事が考えられたが、まだ使える…というより、かなり良い状態の…元マゼラン級などという代物をこの上失うことも躊躇われた

(ジオンにより、MS運用能力が付与されていた事も考慮された)

かくして、M-001は、急遽設けられた哨戒特務艦籍に編入され、月の裏側に配備される事になった(ジオン系装備の整備の問題もある)

ただ一隻で第100哨戒戦隊を編制するM-001の乗員の質たるや…容易に想像がつこう。

上官に睨まれ、違法性の全くない懲罰勤務として送り込まれる士官。あまりの無能さに廻されてきた下士官。札付き不良兵。

腕はいいが、性格に問題がありすぎる連邦ザクパイロット…そんな連中ばかりが集う、連邦梁山泊というかZ.b.vというか。

かくして、孤独のM-001は、今日も地球の見えない宙を行く


251:通常の名無しさんの3倍:2008/12/08(月) 08:09:42 ID:???

>>247

ものすごく面白いし力作だしぜひ一つの話としてみてみたいんだが……

すまん、全然地味じゃない。


252:通常の名無しさんの3倍:2008/12/08(月) 08:35:41 ID:???

なんか「地味なMSV」というよりは、岡部ださくの「世界の駄っ作機」のMS版という雰囲気になってきたな。

271:通常の名無しさんの3倍:2008/12/18(木) 17:16:36 ID:???

ザク・装甲増加試作機

ザク||の胸部装甲を増加、流体パルスパイプを内蔵させ、

形状も被弾に耐えられるよう工夫が施された試作機。

経験の薄いパイロットの生還率を上げるために計画された。

だがジムのスプレービームガンには無効であったため正式採用は見送られ、

後に試作機数機のみがアバオアクー攻略戦に投入される。

なお余談であるが同機が配備された学徒兵を含む小隊は連邦のジムキャ・ボール混成部隊による

遠距離飽和砲撃を受け、数機が小破する被害を受けたが、全機無事に生還している。

274:通常の名無しさんの3倍:2008/12/20(土) 08:27:36 ID:???

●RB-79SF射撃管制型ボール

「戦艦の対空砲火でMSを撃墜する」ために試作されたステレオ・ファインダー・ユニットをボールに直付けした機体。

艦体に接続せずにボールに取り付けたのは、より前線でのGMとの連携も考えられたためである。

敵MSとの距離を正確に測るための左右に突き出したカメラユニットが特徴。

愛称は「ハンマーヘッド」。

この機体と戦闘艦との連携により実戦での撃墜率は1.2倍にまで向上したらしい。


戦後このユニットはいっそう小型化され、ほとんどのMS・戦闘艦に採用された。

しかし、同時にMSの回避システムも進歩してゆき、射撃管制システムと回避システムのいたちごっこは続いた。


277:通常の名無しさんの3倍:2008/12/21(日) 23:21:44 ID:???

MSM-09Nジュアッガイ

ジュアッグとアッグガイのパーツで作られた現地改修機

どちらも数少ない機体なだけあって、パーツはザクのジャンクなどを再利用していたらしい。

最終的には、頭部、足はジュアッグ、胴体、両腕はアッグガイとなり、

また、ジュアッグの腕部ロケットランチャーを背中に移植して、遠近万能の機体となった。

しかし、見た目はそれに比例して両方のルックスの悪さが合わさったゲテモノMSとなってしまい、

パイロットですら「これはさすがに怪しすぎる。」と不評で、たった一回の戦闘だけで

その役目を終え、民間漁業組合のシンボルとして払い下げられた。

 また、その一回の戦闘では連邦のアクア・ジムを中心とした水中部隊との戦いで、

その怪しさと高い性能から、[海坊主]と呼ばれたらしく その近海では伝説となったらしい。


281:通常の名無しさんの3倍:2008/12/26(金) 21:53:09 ID:???

>>277

ワロスwww

両手にアッグ、アッグガイのヒートロッドとドリル

頭部にレーザートーチもつけてやってくれ


282:通常の名無しさんの3倍:2008/12/26(金) 22:45:51 ID:???

>>281こんな感じか?

MSM-10Nジュアッグガイ

民間漁業組合に払い下げられた後、さらなる改修を受けたジュアッガイ。

組合のシンボルとなったジュアッガイは港に置かれ、漁に出る漁師たちを見送る傍ら

街の復興作業の手伝いもしていた。

両手がヒートロッドであるジュアッガイはガレキ運びなどよりトンネル掘りのような工事に使われていた。 

しかし、ヒートロッドではある程度の効果はあるものの、燃費が悪く細かい穴掘りには向いてなかった。 

ロケットランチャーで一気に。という意見も出たが弾が幾つあっても足りないと却下された。

 そんなとき、偶然にもサンマ漁に出ていた船の網に小型の廃モビルスーツが引っかかり、

他の船に手伝われて港まで持って帰ってきた。引っかかったのはアッグで、トンネル掘りにはもってこいの機体だった。

    つづく 


283:通常の名無しさんの3倍:2008/12/27(土) 00:07:18 ID:???

つづき

回収されたアッグはさすがにコンピューターは海水で駄目になってはいたが

ドリルとレーザートーチはほとんど傷んでいる様子もなく、メンテナンスをすればそのまま使えた。 

 組合はそのドリルとトーチをジュアッガイに移植する事に決めた。だが小さいトーチはともかく

大型のドリルは付けるスペースがなかった。 

 武装を取り外すのももったいないのでどうしたものかと思案していると、ある考えがうかんだ。 

「腕を増やせばいいじゃないか」 それがあった、と言わんばかりに早々と作業にかかって、

わずか一夜で完成したのは、水陸両用MSの強大なパワーを活かした二本腕の機体だった。

ザクの肩を使い大型ドリルとヒートロッド付き腕部を装備し、レーザートーチを頭部の長い

ノズルの先っちょにくっつけた姿は さらなるゲテモノMSとなった。

見た目はひどいが機体の性能は本物で町の復興に大きく貢献し、時折近くの町からも要請があったという。

 また、漁の邪魔をする荒くれ者との戦闘記録もありその際にはムチとドリルを駆使した戦いとその外見で

ズゴッグ三機を圧倒したらしく、その後もネオジオンに対する反発でカプルと互角以上に戦った記録が町にはある。


290:通常の名無しさんの3倍:2008/12/29(月) 00:22:30 ID:???

>>283

かっこよすぎワロタw


284:通常の名無しさんの3倍:2008/12/27(土) 12:13:47 ID:???

すでに地味でも何でもねぇw

でもすてきだw

ひさしぶりにロボットプロレスの真髄を見たような気がする

279:通常の名無しさんの3倍:2008/12/25(木) 11:01:23 ID:???

《シャア専用ドップ》

シャア・アズナブルのザビ家に対しての怨念は凄まじく、ガルマを抹殺するプランは、実に数十種類程あったと言われている。

この機体はガルマのドップを飛行中に事故にみせかけ暗殺する為に用意されたものである。

カラーリングはお馴染の赤の塗装ではなく、ノーマルカラーに尾翼に赤い(ピンク)帯のマーキングとパーソナルマークのみの落ち着いた仕様となっている。

ホワイトベースを利用することによりガルマを撃墜することができたため、実際にシャアがこの機体に搭乗する事は無かった。

288:通常の名無しさんの3倍:2008/12/28(日) 15:35:16 ID:???

【コミュ連絡機・輸送型】

連絡機コミュを現地で改修し、軽便な輸送機として使用したもの

本来のエンジンの出力不足から大した輸送能力は無かったものの

物資の欠乏する前線では、「来ないデブ親父よりも来るコミュ」と

重宝された

小型の機体ゆえ、貨物は主に機外に係止され、貨物の重量が

大きい場合はVTOLが出来ず、短距離を滑走して離陸させた

作業用のプチモビルスーツを機体の前後に係留(パイロットが

乗ったプチモビが機体の前後にあるハードポイント=というか

手摺に掴まり)、飛行を試みたものの離陸できず(地面効果で

少しだけ浮いた)、そのまま地上を滑走して輸送した事もある

コミュの機体色が黒かったこと、プチモビに黒い偽装網が

かかっていたことから、これを目撃した農夫から

「一列に連なった黒い3機の機体が、猛スピードで地表を

滑走して行った」と連絡を受け、連邦軍が

「黒い三連星が来た!」と、大騒ぎになった事もあるらしい

307:通常の名無しさんの3倍:2009/01/04(日) 17:47:36 ID:???

グフ現地改造型

メンテナンスの複雑さやパーツの不足からグフの両手の肘から先をザクのものと交換したグフ。

扱いの難しいヒートロッド・五連機関砲を廃する事により練度の低いパイロットでも扱いやすくなった。

だが時にはこの機体は「ヘタクソ」が乗っているものと見られ、ザクの前腕部のカラーリングは緑のままだった事とあわせ「グリーンボーイ」と呼称される事もあった。


316:通常の名無しさんの3倍:2009/01/04(日) 23:14:01 ID:???

>>307

シンプルだがリアリティがあっていいね


309:通常の名無しさんの3倍:2009/01/04(日) 19:48:20 ID:???

●RGM-109-A2/ZM-S01Sヘビーガン(ザンスカール帝国仕様)

ザンスカール帝国成立時、接収したサイド2駐留の連邦軍部隊は旧式化著しいものだった。

大半はヘビーガンで構成され、半世紀以上前のロートル機ジェガンでさえ現役で使われていた。

RGM-122ジャベリンで構成されているであろう連邦軍主力部隊が動けば、できたばかりのべスパに勝ち目はなかった。

そのため、ジャベリンと互角以上に戦える新型機を開発する必要があった。

本機は、べスパが新型機完成までの間主力とするためにヘビーガンを大幅に改修したものである。

サナリィサイド2支部で開発されていた新型ジェネレーターに換装し、仮想敵ジャベリンを超える高出力化に成功。

新型のビームライフルと手持ち式ビーム・シールドを装備し、胸部バルカン・両肩にスパイクアーマーを追加装備。

元のヘビーガンと比べ、非常に実戦的なMSとなり、新しくZM-S01Sの形式番号が与えられた。

その後はZM-S06Sゾロアット完成まで、短期間ながらべスパの主力機となった。

エンジェル・ハイロゥ攻略戦時に予備機だった2機が実戦投入された。

しかし、ライバル機であったはずのジャベリンと一度も戦うことなく母艦ごと失われた。

V-MSVをみて思いついた。

315:通常の名無しさんの3倍:2009/01/04(日) 23:00:30 ID:WSXUTlQ9

近接防空型ザク

地上では宇宙に比し機動性が極端に低下する初期のMSにとっては連邦の戦闘爆撃機は依然として脅威であったため、MS部隊に随伴する防空戦力として試作された。

ベース機には地上での運用を考慮して06Jを流用。

武装としてドップ用短距離AAMをベースとしたミサイルを計12発を大型化した頭部ターレット内VLSに搭載。

頭部が大型化したので干渉を避けるため肩部スパイクアーマーとシールドは未装備とした。

携行火器に近接信管を装着した対空砲弾を装填したザクI用の105mmマシンガンを持つ。

航空目標に対する広範囲への索敵のため、カメラレールは水平垂直の全周レールとしたため、例えるならザクの胴体にアッガイの頭を載せた様な珍妙な姿となった。

試験運用の結果、文字通りトップヘビーな機体であり、機動性は通常のJ型以上に低下。大きすぎる頭が災いして携行用マシンガンも上方への射角が取れない事が判明したため開発中止となった。

マシンガンの射撃試験中にバランスを崩して転倒した際、頭が重過ぎて自力で起き上がれなかったともいわれる。

318:通常の名無しさんの3倍:2009/01/05(月) 00:08:40 ID:???

MS用シャベル

一年戦争の際、東南アジアに展開したジオン軍が

建設機械の不足を補うため、

現地で急造したMSサイズのシャベル。

前線での陣地構築等土木作業に活躍し、

またヒートホークよりもリーチが長いため、

ザク用の格闘戦兵器としても使われることがあった。


320:通常の名無しさんの3倍:2009/01/05(月) 00:44:15 ID:???

以前長谷川裕一の漫画で、

戦後復興作業に使われてた旧ザク改が持ってた気がするぞw


332:通常の名無しさんの3倍:2009/01/05(月) 22:14:28 ID:???

リックアッガイ

公式には存在記録がなく、形式番号すら持たない宇宙強行偵察用MSである。

最大の特徴は熱核ロケットエンジンがバックパックにしかない事である。

四肢のアンバック機能を最大限に活用して足りない推力を補い敵陣に潜る姿は、

まるで犬かきをする生き物の様であったと当時の証言が残っている。

333:通常の名無しさんの3倍:2009/01/05(月) 22:58:26 ID:???

RB-79R"8LEGS" ボール・アラクノイド

一年戦争終結直後のア・バオア・クー近辺でジャンク屋が拾ってきた

ボールの残骸に、8本の脚を取り付けた改造ポッド。

真っ黒に塗られ、キャノン砲とアームは外され、辛うじて残された機能は

「人を乗せてよちよち歩くだけ」、というこの機体の用途は

とある自主製作映画の大道具だった。タイトルは『巨大宇宙蜘蛛の恐怖』。

数名の大学生によって作られたその映画は明らかに駄作であったが、

一部のスペースコロニーには蜘蛛という生物自体が生息していないからか、

「観た時のリアクションの違いで、アースノイドかスペースノイドかが分かる」

という噂が立ち、意外と多くの人がネット等を介して

『巨大宇宙蜘蛛の恐怖』を観ていたことが後の調査で判明している。

映画完成後、ボール・アラクノイドは監督の家の庭に放置された。

監督は処分に困っていたが、この珍妙な機械を見た近所の子供たちが

遊びに来るようになってしまった為、それならばいっそ残してもいいかと思い

最近は簡単ながらも整備までするようになった、とのこと。

「お乗りの際は必ず保護者同伴でお願い致します(監督談)」


337:通常の名無しさんの3倍:2009/01/06(火) 18:51:45 ID:???

>>333

実にありそうで面白いw


338:通常の名無しさんの3倍:2009/01/06(火) 20:23:48 ID:???

ボールペッツ

カーゴフレームを、

一年戦争後に民間に払い下げられたボールを改造したコクピット部と、

同じくボールを改造したブースター部で挟み込む形状の簡易輸送機。

見た目がペッツ(人形の容器にはいった菓子)を連想させること、

安価なことから、ボールペッツの愛称で呼ばれた。

   ○ コクピット

  /\

  |フ|

  |レ|

  |||

  |ム|

  \/

   ○ ブースター


348:通常の名無しさんの3倍:2009/01/11(日) 02:48:37 ID:O0KSLyjR

ビッグ・トレー・クォーター

ジオン軍の陸上艦に対抗するために開発された連邦の小型陸上戦艦。

熱核ジェットホバーにより地上を高速走行できる。

ギャロップのようにMSを格納する事は出来ないが、MS専用デッキを後部に装備してある。

かわりに武装は機関砲のみであり、MS運用を目的としている。

ジェニスG(V)

新連邦軍がフロスト兄弟のガンダムを参考に開発したジェニスのカスタムモデル

脚部に大型の熱核ホバーユニットを採用する事により高い機動力と安定性を得ている。水上走行も可能

コックピットを頭部に移し、腹部に大型エネルギージェネレータとメガソニック砲を装備している。

このメガソニック砲はオリジナルより威力が劣る反面、反動が少ないためホバー移動しながら連続発射が可能となっている。


ジェニスG(A)

新連邦軍がフロスト兄弟のガンダムを参考に開発したジェニスのカスタムモデル。

モノアイつきの可変ヘッドカバーをそうびしている半可変MS。短時間ながら空中飛行、水中活動にも対応している。

左腕にはギガンテックアームシザースを装備している。これと内臓ビームライフルが主武装となっている

XのMSVこそ一番地味だろ常考

349:通常の名無しさんの3倍:2009/01/11(日) 04:14:18 ID:???

XはMSVというより個人的に改造したブツが似合いそう

359:通常の名無しさんの3倍:2009/01/11(日) 19:16:03 ID:???

YMS-01 ビグ・ズム

ギレン総帥操るズムシティ市庁舎が上半身を形成し、弟ドズル操る下半身であるビグザムとドッキングして完成する超大型MS

MS開発最初期より企画は生まれており独立戦争の切り札として構想されていた。

だが下半身ユニットであるビグザム初号機がソロモン宙域でパイロット共々失われた為

実戦参加の無い幻の機体のまま戦後を迎えている。

362:通常の名無しさんの3倍:2009/01/11(日) 21:37:51 ID:???

●RGM-122ジャベリン背部オプションバリエーション

宇宙世紀0140年代初期、コロニー間の戦闘が散発し始め、「宇宙戦国時代」は始まった。

地球連邦軍は弱体化していたこともあり、当時の最新機種RGM-122ジャベリンの配備は遅れに遅れていた。

そんななかザンスカール帝国などの有力コロニー国家では、独自に新型MSを開発する試みが成功した。

それらの新型機に対抗すべく、ついに連邦軍はジャベリンの大増産(それでも年間40機ほどだが)に踏み切った。


ジャベリンの外見上の特徴として背部固定装備のショットランサーが挙げられる。

これはジェネレーター出力が当時としてもかなり低く高出力ビーム兵器の使用が難しかったためである。

ジェネレーターに負荷をかけずに使用できるショットランサーは、ジャベリンの固定武装として最適といえた。

しかし、問題はパイロット側にあった。

0140年代当時の連邦兵士の練度はかなり低く、実戦経験のある数少ない熟練パイロット達もショットランサーに慣れるまでは時間を要した。

そこで急遽代案としてかつてのF90のミッションパック構想を元に背部固定装備としてさまざまなバリエーションが考えられた。

パイロットの適正に合わせて自由に選べるため、実戦の多い宇宙警備部隊に愛されたといわれている。

なお、ザンスカール戦争開戦時点ではすでに新兵の訓練カリキュラムにショットランサーが取り入れられ、

兵士達はショットランサーの扱いに慣れていた。

そのためほとんどの機体が標準装備であるショットランサーを使用している。

だが、一部のエース用に背部武装パックを換装した機体も少数だが戦線に投入されている。

379:通常の名無しさんの3倍:2009/01/16(金) 01:22:46 ID:???

●ZM-S06S-Z1/AMS-147ゾロ・ドーガ

サイド2のザンスカール帝国は当時のコロニー国家の中でもっともMS開発に積極的だった。

しかし、工業力は決して高いとは言えず、サイド3などに一部MSの生産を委託していた。

この機体は、べスパ主力機ZM-S06Sゾロアットを親マリア主義のネオ・ジオン系組織用にチューンしたものである。

頭部メインカメラはジオン伝統のモノアイを採用し、緑系統の配色などもかつての名機ギラ・ドーガを髣髴とさせる。

これらの変更点は儀礼的な意味が強かったが、もともとの練度が高いネオ・ジオン系組織エリート部隊で運用され

サイド3の反マリア主義コロニーの制圧に貢献している。

385:通常の名無しさんの3倍:2009/01/17(土) 15:25:09 ID:???

MMF-033LL G-リブレ(仮称)

ネオメキシコの試作モビルファイターで、第7回ガンダムファイト出場「候補」機。

前大会で優勝したネオイタリアのガンダムトーネード対策のため、

空中殺法に長けた機体として開発された。…というのは建前で、

実際には当時のネオメキシコが財政難のため、安価に製造できて、なおかつ

一線級の活躍を出来る機体を求められていた。その結果生み出されたのが、

武装らしい武装を持たず、装甲も徹底的に減らされ、機動力だけが取り得のMFだった。

基本的な戦法は以下の通り、きわめてシンプルなものである。

・バルカン程度の兵器でも致命傷になるため、とにかく相手の攻撃には絶対に当たらない。

・常に対戦相手の頭上を取るようにリング中を跳び回り、空中から体当たり等で頭部を狙う。

この戦法のために、搭乗者には実力派ルチャドール(メキシカンプロレスラー)である

エル・ポンチョが任命された。

ガンダムファイトのルール上、頭部さえ破壊されなければ再挑戦できるため

G-リブレの頭部にはある「仕掛け」が施されていた。

頭部を覆い隠すように、「チョバムマスク」なる追加装甲が装備されたのである。

この追加装甲はガンダリウム合金を含む金属繊維で作られており、頭部へのダメージを軽減。

なおかつ、一定以上の衝撃を与えるとマスクが頭部から剥離し、致命的なダメージを回避する。

この際大きな爆発が起こるが、これは仕掛け花火による見せ掛けだけのもので、

対戦相手に「頭部が壊れた」と油断させ、その隙をつくための秘策であった。

だがこの秘策は結局のところ、一度見せてしまえばそれまでのものであり、

ネオメキシコの他候補機に破れ、「ガンダム」の名を冠されることもなかったという。


390:通常の名無しさんの3倍:2009/01/20(火) 05:24:35 ID:???

>>385いいねぇ、地味でw


393:通常の名無しさんの3倍:2009/01/21(水) 15:11:30 ID:???

なんか軽量機体が流行りっぽいので便乗…

NRX-008EZ 量産型コルレル

新連邦が開発した、NRX-007・コルレルの改修型モビルスーツ。

NRX-007が装甲を犠牲にして極限まで機動性を追求したピーキーな機体であったのに対し、

本機は若干装甲を増強し、機動力も押さえ気味にすることで、一般兵でも乗りこなせるよう

デチューンが施された(それでも通常のMSに比べればはるかに装甲は薄く、操縦にはリスクが伴う)。

改修に伴い、ジェネレーター周りにも若干余裕が出てきたため、ビームナイフに加え

単発式ビームピストル、折り畳み式簡易ビームジャベリンといった武器を搭載している。

実際に新連邦が配備したのはほんの数機だが、生産数はそれをはるかに上回っている。

機密であったはずの設計図が横流しされ、その設計図を元に非合法のMS工場が製造したところ、

それが飛ぶように売れたのが原因である。機動力とコストパフォーマンスに優れた本機に

好んで乗ったのは、兵士ではなく、略奪を生業とする盗賊バルチャーたちだった。

バルチャーには機体を白く塗りつぶすような酔狂な美学など無い。

荒野での隠密性が優先され、量産型コルレルの多くは茶褐色や迷彩模様に塗装された。

あるとき、その中でもひときわ異彩を放つ機体が現れた。

そのコルレルは、野生動物に擬態するために、毛皮を被っていたのである。

パイロットは連邦軍崩れの女バルチャー、マシラ・エイプス。彼女は卓越した操縦技術と知能で

荒くれ者揃いのバルチャーたちを瞬く間に纏め上げ、一大盗賊団「エイプス軍団」を結成。

山に潜み、谷を越え、荒野を駆け、アフターウォーの世界を荒らし回った毛皮MSの群れは、

連邦軍・革命軍の和平後も跋扈し、住民たちを大いに震え上がらせたという。

なお、彼らは後にガロード・ラン率いるドートレス投網部隊に

文字通り一網打尽にされることになるのだが、それはまた別の話。

396:通常の名無しさんの3倍:2009/01/22(木) 03:46:59 ID:???

伝令用ザク 通称『メロス』

ミノフスキー粒子下では通信の…中略…はメロスの活躍で救われたのだった【完】

397:通常の名無しさんの3倍:2009/01/22(木) 04:41:52 ID:???

ヒートホークはひどく赤熱した。

398:通常の名無しさんの3倍:2009/01/23(金) 14:41:03 ID:???

かの邪知暴虐のガンダムを必ず除かねばならぬと決意した。

411:通常の名無しさんの3倍:2009/01/27(火) 18:33:06 ID:???

ドム・ヘッド

リック・ドムの頭部外郭を利用してプチモビルスーツにした物、

最初は廃品利用で遊び半分に作っていた物だが、

デブリ等衝突などのさい操縦者の生存率が高いと言うことで、一時期流行した、ほかに、ザクヘッド等がある

430:通常の名無しさんの3倍:2009/02/08(日) 01:02:01 ID:???

MAX-03-3 アッザム(難民救護仕様)

一年戦争の傷跡が残る砂漠で、オアシスを求め放浪する民衆を見て

心を痛めたジオンの敗残兵たちが、連邦に協力を求め、

基地に隠していたアッザム3号機を提供、それに改造が施されたもの。

四足の巨体そのものを骨組みとし、そこに屋根となる布を張り、巨大な移動型テントとして

昼は極暑、夜は極寒、という砂漠の厳しい環境から人々を守った。

時には、村落が丸ごとひとつ、アッザムの足元に身を寄せることもあったらしい。

連邦もジオンもなく、ただ命を救いたい、という純粋な願いがそこにはあった。

ところがある日、悲劇が起こった。制御コンピュータに誤作動が生じ、

厳重にロックしていたはずのアッザム・リーダーが放出されたのである。

安らぎの場は、瞬く間に地獄へと変わった。

難民救護チームには原因を調査する機会すら与えられないまま、

この一件は連邦議会によって「ジオン残党によるテロ活動」と断定され、

元ジオンの操縦士が銃殺刑に処された。そして世論操作によって、

「ジオン憎し」の声をより一層高める契機にされてしまったのだった。

この事件の真犯人が、救護チームに潜入していたティターンズの

特殊工作員だったことが判明したのは、グリプス戦役後のことであったという。


443:通常の名無しさんの3倍:2009/02/12(木) 22:18:55 ID:???

オールドタイプ専用エルメス

数々の戦果をあげたエルメスをオールドタイプにも使用できるように

開発された機体。

ファンネル一つずつパイロットが搭乗することで、ファンネルを自在に動けるようにした。

しかし実験中にエルメス本体やファンネル同士、衝突するなどの事故が多発し

開発は凍結となった。

461:通常の名無しさんの3倍:2009/02/16(月) 20:51:10 ID:???

地味なというかダメなMSVだなw

463:通常の名無しさんの3倍:2009/02/17(火) 01:40:52 ID:???

地味はともかく、ダメじゃなきゃ

「そんなに強いならそのデータを元に他の場所でもその形式に現地改造されちまうだろ」

…って事になっちゃいそう。

(>277のジュアッガイみたいなキワモノは別として)

464:通常の名無しさんの3倍:2009/02/17(火) 12:43:00 ID:???

この際本格的に駄っ作MSスレにしてしまうのもありかもね。

その方がネタも出しやすそうだし。

465:通常の名無しさんの3倍:2009/02/17(火) 22:50:42 ID:???

イグルーの603の人みたいに語ろうぜ!

470:通常の名無しさんの3倍:2009/02/19(木) 01:33:26 ID:???

バウⅡ

サナリィ・サイド2支社のコンセプト・モデル

MSの小型化に一定のノウハウをおさめたサナリィの技術実験機で、過去の優秀なコンセプトの

機体を現代の技術でダウンサイジングして再現することで、開発費をかけることなく高性能な機体

を開発することを目的としていた。

Zプロジェクトのスピンオフだったバウを小型化することで、MS形態でのすなおな操縦特製を維持

したまま、分離状態のバウアタッカーで必要以上に過激な機動性を手に入れた。

バウ・ナッターの爆弾ペイロードはなくしたものの、ダウンサイジングの結果ナッターを駆動させる

エネルギーの効率化に成功し、MS形態でビームシールドを運用できるまでとなった。

そして、バウ・アタッカーの高機動性で敵をかく乱してからナッターと合体してMS形態で掃討する、

というバウのコンセプトを当時としても破格の水準で達成できた

この機体の成功をもってして、イエロージャケットに接収されたサナリィ・サイド2支社はゾロシリーズ

を開発することになる

472:通常の名無しさんの3倍:2009/02/20(金) 06:02:59 ID:???

JMA-0530R クロードム

JMA-0530 ウォドムの残骸を元に改造した、イングレッサ・ミリシャ所属の四足歩行即席MA。

破損の著しい脚部を丸ごと破棄し、別のウォドムの残骸から腕部を流用して取り付けている。

その結果全高は大幅に下がり、四本の腕を脚代わりにして歩く姿から

“CRAWLING DOME(地を這うドーム)”を略して「クロードム」と命名された。

(ただし兵士たちからは「サンショウウオ」という渾名で呼ばれることが多い)

総合的な性能は元の機体とは比べ物にならないほど弱体化しているが、

それでも対空防御用の移動砲台と考えれば申し分ないものであり、

ミリシャはこれを貴重な戦力増強として、早速前線に配備した。

余談であるが、この機体の完成と同時期に、マウンテンサイクルより

四本腕、四本足の奇妙なモビルワーカー(宇宙世紀末期ごろの機体と思われる)が

大量に発掘されており、ミリシャのクロードム部隊に配属されている。

四つ足の機械人形が大挙して地を這うその様子に、

「あれらは当方のウォドムとは違う意味で、見る者にある種の威圧感を覚えさせる。

要するに正視に耐えられん」と、あるムーンレィスの技師が感想を述べたという。

485:通常の名無しさんの3倍:2009/03/10(火) 12:29:42 ID:???

《シャア専用オッゴ》

ア・バオア・クー戦においてジオングに搭乗したシャアであるが、調整が出撃ギリギリまでかかっており、間に合わなかった場合の代替機として用意されていた機体である。

ジェネレーターが大出力のゲルググ用に換装されている為、ビーム兵器の使用が可能となっている。

また、バーニアはビグロ用を使用しているため、理論上ノーマルの3倍以上の機動性を誇る。

混戦の中、塗装は間に合わなかったらしく、格納庫にオッゴと共にピンク色のペンキとハケが置き去りにされていたという。


486:通常の名無しさんの3倍:2009/03/10(火) 22:51:47 ID:???

ビグロの加速性能持ったオッゴって、

ヅダより早くバラバラになりそうだなw

491:通常の名無しさんの3倍:2009/03/19(木) 22:17:06 ID:???

●MS-06J-4ザクⅡカメラアイ試験機

実験用途ににカスタマイズされた試作機。

最大の特徴は頭部メインカメラをゴーグル式デュアル・アイに換装した点である。

ジオン軍MSが一般的に採用していたモノアイシステムは、夜戦で敵の目印にされてしまうという問題点が指摘されていた。

そこで大胆にも撃破した連邦軍主力機ジムのデュアル・アイを独自に研究し、メインカメラとして採用したのである。

これによりモノアイの発光、挙動を頼りに戦闘する連邦MS部隊を翻弄するものとされた。

しかし肝心のデュアルアイの性能が悪い上、モノアイに慣れたパイロットからの評判も悪かった。

通常のザクの頭部を換装する形で1機製作されたが、試験後は頭部を一般機のものに再度換装している。

つまり、試験後のこの仕様の実機は存在しないのである。


496:通常の名無しさんの3倍:2009/03/29(日) 19:34:41 ID:???

《ザク・カスタム》

陸戦型のJ型をベースに、一部のエースパイロット用に生産された機体で、空間戦闘用の06Rに相当するものである。

外見上の差はほとんどないが、駆動系等に高精度のパーツをふんだんに組みこんでおり、20%の性能アップに成功している。

しかし連邦軍による工場の空爆により、機体を緊急退避させた為、標準タイプとごちゃ混ぜになり、そのまま前線に投入された為、自分の機体がカスタムであると気付いたパイロットはほとんどいなかったらしい。

よって生産数は不明で、一部では都市伝説扱いとなっている。


497:通常の名無しさんの3倍:2009/03/29(日) 23:53:57 ID:75aFt8Gh

パイロットが気づいてないってのはいいね。


MS-06J-2

J型の発展型と位置付けられる機体だが、J型の改造型ではなく、F-2型から宇宙用装備を外した機体。

一年戦争末期に地上に送られたF-2型を現地(地上)で改良したもの。

ちゃんと登録され、形式番号も付けられたが、戦争末期のため詳しい戦果は不明。

載っていたパイロット自身、なんか軽いなと思いながら、これがF-2型かと思い込んでたりする。

戦後は連邦に接収されるも、ザクシリーズのあまりの機種の多さに嫌気がさした連邦(の登録担当の現場の人間)の手抜きにより、F-2型と同機種ということにされてしまう。

83のトリントン基地配備のF-2型は、実はこれだった。

498:通常の名無しさんの3倍:2009/03/30(月) 00:55:59 ID:s3yrSaaC

ガンキャノン・ミューズ

一年戦争終結後に、アナハイム社がライセンス生産したガンキャノン。

ただし、軍用ではなく、各サイドに建設された戦争博物館の展示品としての需要に応える為の物である。

その為、外観は人気の高いホワイトベース隊で運用された機体に似せてあるが、

中身は量産モデルであるD型をベースに、リミッターをかけて性能を落としてある。

最大の特徴であるキャノン砲も実弾発射機能はオミットされ、

アトラクション用に花火やスピーカーを仕込む程度の物となっている。

508:通常の名無しさんの3倍:2009/04/01(水) 20:34:04 ID:???

《MS-06RR》

宇宙世紀0090年

とあるバラエティ番組で、「3倍速いザクは実現できるか?」という企画の為、アナハイムエレクトロ二クスの全面協力により製作された機体。

奇跡的に残っていた06Rをベースにし、最先端のバーニア類を過剰といえるほど追加し、総推力は実にMSZ-006ゼータガンダムに匹敵したと言われている。

諸事情により、番組は放映中止となったが、代わりにに「宇宙の決定的瞬間」という番組でお披露目となったらしい。

509:通常の名無しさんの3倍:2009/04/01(水) 23:10:04 ID:???

RMS-007W グフ作業型

一年戦争終結後、地上で武装解除したジオン軍から連邦が接収した地上戦用モビルスーツは、

多くが作業機に改修され、荒れ果てた地球での戦災復興に投入された。

とりわけ、宇宙戦仕様が存在しないグフは、アグレッサー機として残された一部を除きほとんどが作業機に改修された。

全ての武装とFCS、取り外せる限りの装甲を取り外し、両手を通常型マニュピレータに改め、

ウィンチを始めとする作業用アタッチメントを取り付け、作業機の黄色に塗装されたグフは一年戦争後の0087年あたりまで地球のあちこちで作業する姿が見られた。

この裏には、地球の民衆が、ジオンの地上戦用「改良強化新型」として広く認識していたグフ

(ドム・ゲルググは登場が遅かったこともあり、それほどポピュラリティはなかった)を

作業機として使う様をアピールする事により、連邦の勝利をアピールする面もあったと見られる。

そのためか、グリプス戦争全般を通じ、これらの機体が軍用で再活用されることは(ネオジオン勢力含め)ほとんどなかった。


510:通常の名無しさんの3倍:2009/04/04(土) 13:30:02 ID:???

RMS-106P ローザック

RMS-106ハイザックのロット落ち品をデチューンして警察機構へ払い下げたもの。

機体はツートンカラーに塗り分けられ「POLICE」の文字が刻まれた。

ビーム兵器は使用不可となり、電磁警棒と一年戦争初期程度の実弾武器が装備された。

ローザックの「ロー」はロースペック(Low)と法の守護者(Law)の意味を持つと言われている。

科学技術の発展により、あらゆる分野で普及し活躍を始めた人間型の兵器『モビルスーツ(MS)』。

しかしまたそれにともなってMSの犯罪も続発していた。

警視庁はMSの犯罪に対抗するために、パトロール・MS隊を設立 これに対処した。

511:通常の名無しさんの3倍:2009/04/05(日) 19:24:06 ID:???

こうだな

ミノフスキーテクノロジーの急速な発展とともに、あらゆる分野に進出した汎用人間型機械・モビルスーツ

しかしそれは、MS犯罪と呼ばれる新たな社会的脅威をも生み出すことになった。

続発するMS犯罪に警視庁は本庁警備部内に特殊車両2課を創設してこれに対抗した。

通称 特車2課・パトロールMS中隊

パトスーツの誕生である。


RGM-79PL パトロール・ジム

世代交代の著しいMSの高性能化に対応するため、高級機であるジム・スナイパーⅡをベースに開発された警察用MS。

旧ジオニック系技術を転用したヒートスタンロッドや、37mmリボルバースプレーガン、ケンプファー用ショットガンなど鎮圧用としては強力な装備を持つ。

ミノフスキー粒子散布下の市街地で通信能力を確保する為に、側頭部に設けられた大型ブレードアンテナが特徴的である。


534:通常の名無しさんの3倍:2009/04/19(日) 23:57:14 ID:???

>>511

遅レスだがそれなんていうイングラmry


512:通常の名無しさんの3倍:2009/04/05(日) 23:33:16 ID:???

●RGM-122Vジャベリン・ヴェスパータイプ

ジャベリン背部オプションバリエーションのひとつ。

背部に大型の補佐ジェネレーターを増設することによって、ジムシリーズでありながらリガ・ミリティアのVガンダムと同等の出力を持つにいたった。

これによって高級機専用の武装扱いであったヴェスパーの連続・長期使用を実現できた。

F90VやF91のように機体各所に放熱フィンが取り付けられ、外見を特徴的なものにしている。

ザンスカール戦争初期に発案されたプランであったが、改修自体コストがかかるものであったため、代替としてRGM-122Cジャベリンキャノンが用意された。

戦後、ようやく連邦軍コロニー警備部隊や特殊任務部隊のジャベリンに改修作業が施され、ザンスカール残党の掃討戦などで威力を発揮した。

521:通常の名無しさんの3倍:2009/04/14(火) 22:52:48 ID:???

RMS-09R リック・ドム(サイド6仕様)

一年戦争後、旧ジオン公国の戦後賠償の一環としてジオン共和国からリーア自治共和国(サイド6)に対しても旧公国軍の兵器が譲渡された。

リーアにおいても一年戦争時にMSの脅威を痛感する事態が数回発生した事を受け、それまでの簡易な武装を施したプチMSではなく本格的なMSの導入が求められ、この賠償で得たMS-06F型数機によって部隊運用の検証が行われた。

しかしこの06F型は整備こそされてはいたが戦争で酷使され各部が傷んでいた為、新品のMSを導入すべきとの結論に至りリーア軍は機種選定を行う事となった。

まず連邦政府に対しRGM-79ジムの購入を打診したものの、連邦では一年戦争で損耗したジムの補充で生産に余裕が無かった為断られ、リーア軍からツィマッド社のMS-09Rが適当であるとの報告を受け導入計画が立案された。

ツィマッド社ではすでにMS-09Rの生産を終了していたが、保有していた製造機器と図面をリーアに売却しツィマッドの技師が技術指導を行う事で国産化する計画がまとめられ、製造権売買契約が結ばれた。

この計画で予定されていたリック・ドムは基本的に旧ジオン公国軍の機体と同じであったが、リーアの国情に合わせ若干の仕様変更がされていた。

大型のMS母艦を保有しないリーア軍ではコロニーのドッキングベイからの運用となる為、推進剤の搭載量を増加するコンフォーマルタンクを背部に装備する予定で、増槽の装着も考えられていた。

その為、元来背部にあったヒート剣マウント用ハードポイントを腰部左側に変更していた。

しかし、量産に移る前にこのサイド6のMS生産計画は頓挫する。

コロニーの軍備増強を懸念する連邦政府から政治的圧力がかかったためリーア議会から政府に対して計画の見直しが叫ばれ計画自体が宙に浮く事となった。

やがて連邦政府のごり押しでサイド6に連邦軍を駐留させる安全保障条約が結ばれた為、リーア軍の増強は白紙に戻される事で決着した。

サイド6製リック・ドムの製造数は1機のみとも5機以上とも言われている。

またその行方も連邦軍により接収されたとも武器商人に払い下げられたとも言われるが資料が残されていない為、不明である。


522:通常の名無しさんの3倍:2009/04/15(水) 19:37:08 ID:???

サイド6でのリックドムってなんかすごく印象悪そうだよな

「プwwwあの10機以上もいて連邦のMSに瞬殺された奴かよwwwww」

みたいな

523:通常の名無しさんの3倍:2009/04/16(木) 01:20:31 ID:???

でも、そこらへんがかえってお役所仕事っぽいよなw

よりにもよってなんでこんなのを、みたいなw

543:通常の名無しさんの3倍:2009/05/01(金) 05:00:05 ID:???

MSM-04G

ガイスト・アッガイ

統合整備計画によって再設計されたアッガイタイプの水陸両用MS。

偵察機としてステルス性能の向上を図るため、機体フォルムはレーダー波の乱反射を抑える直線的な装甲となり、オリジナルのアッガイとはまったくかけ離れた外見となった。

更にスラスターに増設された特殊ユニット、通称「幽霊」によって排熱と騒音は原型機に比べ20%も減少している。

また特記すべきは、試験的に導入された光学迷彩ユニットによる、視認防御システムだろう。

これは機体の反対側の光センサーで捉えた情報を、そのまま前面の発光装置から出力し、十数秒という短い間ながら、敵からの視認を防御するという物だ。

有視界戦闘が重要視されるミノフスキー粒子散布下においては、このシステムは非常に有効だった。

高度な隠密性を持ちながら、この機体の武装は貧弱であり、右腕に内蔵された60mmマシンガン以外には、一切火器が用意されていない。

これはビーム兵器使用による発熱と、無駄に大きな火器による機体表面の突起を抑える事を目的としている為で、本来敵に発見されない事を目的とする偵察機にとっては、攻撃的な装備はむしろ邪魔という結論だった。

同じく統合整備計画によって製造されたMS-06FZザクⅡ改の製造ラインを流用しているが、貴重なザクⅡ改のパーツを水陸両用偵察機に回す事に関しては、一部の勢力から猛烈な反発を受けたものの

特殊部隊を多数保有していたキシリア少将の強力な後押しを受け、数機がロールアウトした。

破壊工作や後方撹乱が目的の特殊部隊の多くでは、この機体がMSM-03Cハイゴッグや、MSM-07EズゴックEと共に使用され、高い戦果をあげた。

実戦に投入されたガイスト・アッガイは結局一度たりとも連邦軍に発見される事はなく、終戦後にジオン軍から接収した技術者が初めて“実際に使用されていた偵察機”である事を突き止められた程で、正に「幽霊MS」とまで言われる所以となる。

尚、この機体はジオン軍女性兵士の間では非常に不評だった。

理由が「可愛くない」「オリジナル機の方が可愛い」等の理由だったのは言うまでもない。

545:通常の名無しさんの3倍:2009/05/02(土) 20:17:57 ID:???

ジオン公国が開発したザクには、ある欠点があった。

それは操縦用OSから重量バランスまでほとんど左利きのパイロットに対応していないということであった。

ザクは両肩部分のシールド・スパイク配置に見られるように、

主に右腕で武器を扱う運用法しか考えられていない「本当に左右非対称な」機体だったのである。

もともとは開発部の小さなミスが原因であり、機体の完成直後に判明していた欠点ではあったが、

上層部からいまさら修正する時間はないという声があったためそのままの仕様で量産されてしまった。

いざパイロットの養成が始まると当然のように不満の声が上がったが、

上層部はこれに対して「そんなことを言うパイロットは右利きに矯正してしまえ」と暴論で返すといった始末であった。

これにはギレン・ザビの選民思想の影響があったといわれている。

このように開戦以前はどうでもいいように扱われていた欠点であり、

具体的な改善案もないまま一年戦争は開戦した。

●MS-06FザクⅡ(サウスポー)

一週間戦争からルウム戦役において左利きパイロットの被撃墜率は右利きパイロットの倍以上に及び、

ここでようやく改善案として提出されたのが本機のプランである。

OSなどに調整が施され、両肩のシールド配置が逆になっている。

通常型のザクに混じり少数生産され、「レアザク」の呼称で親しまれていた。

なお、グフ以降のMSや連邦軍のMSは最初から左利きに対応している。

546:通常の名無しさんの3倍:2009/05/03(日) 01:19:13 ID:???

おお… 地味だ…w

549:通常の名無しさんの3倍:2009/05/06(水) 19:08:37 ID:???

MA-08-Bf3

ビグザムの改良型。

地球侵攻、特にジャブロー攻略の為に開発されたビグザムではあったが

二脚では重力下での使用に問題があるとの意見が相次ぎ、三脚型が検討された。

これがMA-08-Bf3である。

本機の最大の特徴は巨大な三本の脚である。

これによって重力下での安定性が向上し、射撃精度も向上。

拠点攻撃用MAとして期待されたが、三脚にしたが為にビーム出力が減少し

宙間戦闘ではデッドウェイトとなる上、下方への射角が制限された為

ソロモン戦では拠点防衛の為に砲台としてソロモン外壁に配置されたが

ソーラシステムの照射により消滅。開発記録も秘密裏に焼却された。

その外観は旧世紀の映画「宇宙戦争」の兵器のようであったとか

日本のSFアニメに出て来たメカのようであったと伝えられている。

565:通常の名無しさんの3倍:2009/05/18(月) 22:13:46 ID:???

ビグロ 形態1型並びに形態2型

人的資源、物的資源に乏しいジオンが作った戦力回収用MA

MSに緊急脱出機構をもたないジオン軍だが、人的資源を無駄に消耗させることは考えておらず、戦争初期には

ガトルやコムサイといった機体で戦場をまわり、パイロットや作動不能になったMSなどを回収していた。

しかしながら戦争も後半になると連邦軍もMSを装備しはじめ、ガトルやコムサイといった機体では満足に回収作

行に徹しきれなくなることが多かった

そこで、限定的ながら大型クローアームを持つビグロにて戦力の回収を行うプランが立てられた。高速で戦場に

たどり着き、重装甲で敵の攻撃をしのぎ、そして高速で戦場を去る。一撃離脱で攻撃を行うのではなく、戦力を

回収するのが形態1型ならびに2型のビグロなのである

形態1型はおもに人命救助用である。一年戦争当時、赤十字なるものはすでに形骸化していたがそれでも1型

は白地に赤い赤十字をペイントしていた。これは人道的な見地もあるが、救助した人員の収容スペースを作る

ために大型メガ粒子砲ならびにミサイルランチャを撤去したため、どうせ非武装ならと描きき込まれたものである。

当初は無改造のビグロにレスキューコンテナをつけるだけのプランが考えられていたが、それではビグロの高機

動性がかえって失われると判断され、戦闘能力はまるっきり随伴機に依存することになった

おもに座礁した軍艦にとりつき、強大なクローアームで装甲をひきはがして取り残された乗員を回収することが

多かった。おもに味方艦からの人員救助をおこなったが、まれに情報部の依頼で敵艦から捕虜を取るような任務

にもついた。

形態2型は主にMSならびに軍艦の回収用である。こちらは戦闘中に回収するようなこともあり、メガ粒子砲は撤去

されたものの自衛用にミサイルランチャはのこされている。

2機ひと組で運用され、ターゲットにワイヤーをからめて固定し、回収をはかる。MSサイズなら1機でも十分曳航

可能だが、ジオン軍は意外にもMSよりも軍艦の残骸の回収を優先していた。

武装が皆無/貧弱ながら高推力と高出力を生かしたビグロのあらたな活用法として注目されたが、運用方法を模索

している間に終戦を迎え、結局実戦を迎えたのは形態1型1機、2型2機のみであった。

569:通常の名無しさんの3倍:2009/05/21(木) 23:09:48 ID:???

●MS-09MB水上戦型ドム

ドムに高速戦闘艇の役割を与えた試作機。

ホバー推進によりベース機の時点で渡河程度の水上移動が可能であったため、最低限の改修で十分な性能を発揮できた。

試験では海上を1400km以上連続稼動するなど驚異的な結果を叩き出し、すぐに量産、実戦投入可能と考えられていた。

しかし、わざわざ貴重なドム・タイプに水上戦闘を行わせる余裕はなく、バリエーションの正式採用にはいたらなかった。

大戦末期、ジオン軍が抵抗を続けるインドネシアのある島への上陸作戦の際、増加試作機の1機が実戦に参加。

ヒマラヤ級空母や補給艦に次々命中弾を与えるなどしたものの、最終的に連邦艦の高角砲により撃破されている。

733:通常の名無しさんの3倍:2010/03/06(土) 19:05:46 ID:???

リメイク。

●MS-09BMドム海戦型

ドムに高速戦闘艇の役割を与えた試作機。

ジオン海洋部隊のMSN-03ゴッグは通商破壊戦などで大きな効果を上げていた。

しかし、発展の結果従来のMSとはすでに別物と化していたため量産が遅れ、稼働率も酷いものだった。

海洋部隊の数をそろえるためにも、陸戦型MSを改造して水中戦をさせようという計画があった。

ジオニック社とツィマッド社がこの計画に名乗りを上げる。(MIP社はズゴッグ開発に集中していた。)

ジオニックではMS-06JをM型の設計に近付けた改造機を設計したが、要求性能を満たせなかった。

一方ツィマッドでは、自慢の自社機MS-09ドムを基に水中戦型MS-09Mを設計したが、これも要求性能を満たしていなかった。

性能不足は、そもそも水中活動を想定していないMSを水に潜らせようと発想がいけないのだ。

そういう結論に達したツィマッドでは発想の転換を行い、ドムを水上で活動させるアイディアが生まれた。

こうして試作されたのがBM型、水上をホバー推進するMSである。

もともとホバー推進は水上移動に適していたため、最低限の改修で十分な性能を発揮できた。

試験では海上をMSMシリーズの倍以上の高速で長時間稼働した。また、潜水艦からの離発着も可能でジャイアント・バズも対艦攻撃に有効であった。

驚異的な結果を叩き出し、すぐに量産可能というのも大きな売りであった。

734:通常の名無しさんの3倍:2010/03/06(土) 19:40:46 ID:???

軍側も興味を示し、正式採用確定かと思われたその時。待ったをかけたのはジオニック社の提出したプランだった。

その上、ジオニック側も「陸戦型MSを改造して水中戦をさせる」ことが無茶であることに気づき諦めていたのだ。ただし、ツィマッドとは別の切り口で。

ジオニックの提出したプラン。それは、陸戦型MSの部品・設計を流用した安価な水中戦型MSを新規開発する、というものだった。

対照的な2つのどちらを採用するか。最前線ではすでに完成したいるBM型の方が良いとの声が強かったが

政治的配慮として、軍上層部ではジオニックが短期間で新型機を開発・試作できたなら検討するとの約束もしていた。

ジオニックが急ピッチで完成させた水中戦型MSは、新規設計ながらザクのジェネレーターなどを流用した安価で整備性に優れた機体だった。

2機の比較では、速度性能・量産性ではドムが勝るが、隠密性・格闘性能はジオニックの新型機が勝っていた。

さらに水上で活動するドムは被弾しやすく、ホバーに被弾すると沈み二度と浮き上がれないという最大の欠点を指摘されてしまった。

この比較から軍はジオニックの新型機を正式採用、MSM-04アッガイとなる。不採用となったBM型ドムは試作された2機のみが残った。

大戦末期、ジオン軍が抵抗を続ける東南アジアへの上陸作戦の際、浜辺から海上に躍り出た試作1号機が実戦に参加。

航空攻撃を回避しつつヒマラヤ級空母や輸送艦に次々命中弾を与えるなどしたものの、最終的に連邦艦の砲撃により撃破されている。

737:通常の名無しさんの3倍:2010/03/12(金) 20:15:24 ID:???

水上ホバー戦主眼は面白いなぁ。

でも、MSの二足歩行形態だと重心が高いから、沖海の波の高さや海面の不安定さで、バランサーに負荷がかかり過ぎそうだな・・・。

波に乗る為に前後に補強材組むと重くなるし、ドム特有のホバーリングの小回りが殺される

恐れもあるし。

海面の不安定さを予測演算する高度なバランサーと、多少の波のうねりは出力でねじ伏せればいけそうな気もする。

波を楯にビーム粒子をかいくぐる演出はカッコいいかもしれん。

594:通常の名無しさんの3倍:2009/05/27(水) 20:45:13 ID:???

NRX-043 ウッデマー

連邦軍の試作可変型MS。

ドムのホバー機能をブラッシュアップし円盤状のMA形態になる事で

飛行能力を得る事を目的に開発されたが、期待通りの性能は得られなかった。

飛行と呼べる程の高度を得る事は出来ず、浮遊程度が関の山である。

胴体部と脚部を中心に円盤状を形成し下方へジェットを噴出する構成のため

腕部が円盤内に収まらず機体下面に露出しており、火器は扱い易いが

MA形態時における推力不足の原因となっている。

3機が試作され変型機構のデータ取りに回されていたが

その特異なMA時の外観のために、後にマンハンターの一部隊が接収し

不法居住者狩りに威力を発揮したという。

605:通常の名無しさんの3倍:2009/06/07(日) 04:08:29 ID:???

●RGM-79N-1アレックス量産検討機

RGM-79Nジム・カスタムの初期プラン。

当初はエースパイロット向けの高級機ではなく、NT-1の設計により近い設計であった。

N-1型のN型との一番の違いは、腕部に90㎜ガトリング砲を残してある点である。

機体各所のスラスターや洗練されたマグネット・コーティングなども原型機そのままで

未だOTには扱えない「化け物」のスペックを持っていた。

カラーリングもNT-1の青・白系カラーリングや、もはや伝説となったRX-78-2のトリコロールとする予定であった。

そもそもN型は(OT含めた)エースパイロット用のものではなく、NTによる特殊部隊のために用意されたもので

ジムシリーズというより幻のRX-78AVに近い位置づけであったらしく

OTパイロットには本機ではなくSP型かその後継機があてがわれる予定であった。

しかし、NT-1が「ザクに倒されたガンダム」であり、連邦軍内部でもイメージが非常に悪かったためアナハイム社内部で

「NT-1の設計に近づけすぎると、最悪軍に売り込めないことになる」と計画を大幅に変更。

結局はSP型後継機開発と統合され、今のN型に落ち着いた。

619:通常の名無しさんの3倍:2009/06/13(土) 21:30:55 ID:???

ジェガンスナイパーってありそうでないな


623:通常の名無しさんの3倍:2009/06/17(水) 18:37:01 ID:???

ギガン・ファランクス

ジオン本土決戦時、コロニー内空防衛移動砲台MS

両腕が対MS対空機関砲ユニットになっているギガン。

コロニー内使用とはいえ内地被害は尋常ではないので企画検討の

際に無かった事に。


629:通常の名無しさんの3倍:2009/06/17(水) 20:51:22 ID:???

ハンマー・ガンダム

ガンダムハンマーでは無い。ガンダムの腕に直接ハンマーをセッティングした

近接戦闘特化型陸戦・対人掃討戦ガンダム。火薬で打ち出し一撃を加える。

バランス上、両腕をハンマー化したため、他の武装を持てない。故にビームサーベルも無い。

初期案に「銃火器などを使わずに敵兵・敵陣地を掃討する目的」に立案された対人兵器とある。

シミュレーション映像には返り血に染まるガンダムが夕日に立つ絵があり、余りの凄惨さに

連邦士官が幾人も倒れた。この企画後担当技官は休養を勧められたと言う。

645:sage:2009/07/29(水) 21:24:44 ID:0gUJ8hL6

RX-79(E) 先行量産型ガンダム宇宙戦用

RX-78の要求スペックに満たない規格落ち部品・使われなかった不採用部品を流用して臨時に量産機を計画することとなった。これが先行量産型ガンダムである。

本機は陸戦型とは違いルナツー工場で開発され、ルナツーの防衛任務・チェンバロ作戦に参加するエースパイロット達に配備された。

地上陸戦用の装備はすべて取り外し、完全な宇宙戦闘用機体として再設計されている。またRX-78セカンドロットシリーズの予備パーツも一部流用されている。

高機動宙間戦闘に対応させるべく大幅な改修が行われており、装甲を犠牲に高い機動力をを実現した。特に脚部装甲は大幅に削除されており、重力下での運用はまったく考慮されていない。

各関節の駆動系にはフィールドモーターが用いられ、さらにマグネット・コーティングを試験的に施し運動性を20%向上させているなど、一年戦争当時のMSとしては破格の機動性能を得るに至っている。

携行武装として陸戦型ガンダムのものと同型のビームライフルとジム・コマンド系のものと同型の曲面型シールドを装備する。

また、ブルーディスティニー2号機、 3号機のバックパック及び各部スラスターは本機をベースに開発されたものである。

ソロモン攻略戦にて中破した機体を、ジム・スナイパーIIの頭部などを流用して狙撃用に改修された機体も確認している。

663:通常の名無しさんの3倍:2009/07/31(金) 16:29:55 ID:???

シーランス揚陸型

小さいとはいえ、WIG(表面効果翼艇)の一種であるシーランスの

展開能力のすばやさに着目したジオン高官が、揚陸作戦に使える

と考えて試作されたもの

(どうやら、第一次降下作戦で占領したカスピ海沿岸部にて旧ソ連

時代の遺物(カスピ海の怪物)に関する資料を掘り当てて思いついた

らしい)

船体を若干大型化し、機関の出力を増大させて積載能力を付与された

シーランスだったが、上にザクを載せようと試みた結果、洋上で転倒する

ザクが続出し、水中戦用MSの開発もあって、実戦投入は見送られた


要らん苦労をしょわされた開発陣のうらみは大きかったが、水上における

バランス感覚の訓練として実施された水上スキーの教習(夏のカスピ海で

行われた)はザクのパイロットには非常に好評だったようだ

672:通常の名無しさんの3倍:2009/08/12(水) 08:34:52 ID:???

《カスペン大佐専用オッゴ》

ア・バオア・クー戦直前に製作された機体。

もともとテスト用の機体を利用したので、急造で量産した一般型のオッゴよりも精度は優れている。

しかしこれを見たカスペン大佐がプルプルいいながら激怒し

「これは私に対する侮辱である!!」

と整備兵を殴り倒し、エースパイロットに支給される予定だったゲルググを強奪したため、この機体が利用されることは無かった。

大佐という地位にありながら、カスペンがいかに軍部内で冷遇されていたかが判るエピソードである。

691:通常の名無しさんの3倍:2009/09/22(火) 13:20:20 ID:???

捜索救難用ジオング

ニュータイプが搭乗するため、戦闘後などで生きたまま宇宙を漂流する遭難者をいち早く発見、

高機動性能を生かして現場に急行、オールレンジ攻撃と同じ要領で素早く救難活動を行うことが出来る。


709:通常の名無しさんの3倍:2009/11/25(水) 23:37:51 ID:???

HA-01B マゼラディフェンス

ジオン公国軍が設計したマゼラアタックの姉妹機である。

戦車では無く装甲車であり、通信妨害や対地・対空防御などでMSに随伴しての支援が主な任務であった。

マゼラアタックのように分離などはしない。

対戦車戦や対ミサイル攻撃に特化した兵器であり、

電磁装甲を三重に重ね、戦車砲に対する無敵の防御力を誇り、

APSやフレアによってミサイルを徹底的に撃ち落とす最強の盾である。

更に前部に榴弾砲を一門装備し、小型ミノフスキー弾頭を発射する事も可能である。

このような重装備により全長12m、重量103tにも達する

第二次大戦時のドイツ軍の「マウス」のような怪物となってしまった。

にも関わらず、マゼラアタックと同じエンジンを3つも搭載し、

最高速度は不整地でも61式戦車以上の時速100kmという恐るべき装甲車である。

正に当初の連邦軍の陸上・航空戦力を無効化し、ザクやマゼラアタックやドップと組む事によって

全地上を速やかに制圧することも不可能ではないとされたが、上記のような豪華なコンセプトから費用が膨大なものとなり

開発はされたものの、10台程度で生産は打ち切られた。

アフリカ戦線で数台が活躍したらしい。


740:通常の名無しさんの3倍:2010/03/16(火) 18:00:06 ID:???

パブリク民間型

戦後、連邦軍は余剰となった機器や艦艇の一部を

再武装化できないよう武装封印した上で民間に売却した。

その中で人気が高かったのが連邦軍のパブリク突撃艇である。

ミサイルキャリアである本機は、積載量の面で貨物用途に向いており、

加えて航続距離が長い。

また軍用のミサイル運用のための測定機器等を取り除くと、

キャビンスペースも多く取れるというメリットがあり、

そうした柔軟性と軍用故の信頼性の高さが民間での人気につながった。

戦中、連邦軍人の間では、パプリクとボールだけには乗りたくない、

といわれたものだが、戦後はその評価が一転する結果となった。


754:通常の名無しさんの3倍:2010/04/05(月) 00:27:05 ID:???

MS-09R  ドム 技術統合試験機

キャリフォルニアベースを陥落した連邦軍が、現地に残されていた生産ラインを利用して

MS-09を生産、自軍の戦力にしようと試みたが、操縦から運用、果ては消耗品の交換

までまるでちがう技術体系をもつMSを部隊単位で運用することは当時の連邦軍には

できなかった

もちろん、連邦軍のMS 技術はジオンのものを基にして組み立てられたものではあるが、

既存の生産設備で生産できるように設計されたGMを運用するために訓練された一般部隊

にとって、ジオンのモビルスーツはいまだ未知のテクノロジーの塊であり、一朝一夕で運用

できるものではなかった

しかし、宇宙での戦局は予断を許さず、すぐにでも増援が必要な情勢であったため、やむを

得ず操縦系統とFCS,各種消耗部品を連邦軍純正品に置き換えて運用する研究が始められた

その母体としてドムが選ばれたのは、性能だけではなく、むしろザクに比べて単純な構造が

改造に適していると判断されたからだ

融合炉をGMと同じタキム重工製に換装し、出力はGMに匹敵するがパワーソケットを増設できる

設計ではないので、連邦軍のビーム兵器は運用できないが、コクピットごと連邦軍のものに変えた

ので、GMとおなじハイパー・バズーカを運用できる

その他、アポジモーターやスラスターノズルなどの消耗品を連邦軍純正品に置き換えることに成功、

テストの結果は良好で、サイド3.攻略戦に投入される予定だった

しかし、ア・バオア・クー陥落によるジオン公国の降伏により、この機体は実践には参加することなく

終戦を迎えた。しかしながら、技術的な完成度は、急ごしらえながら実戦に十分に耐えうるものと

評価され、後世の道しるべとなった。連邦軍をもってハイ・ザックを開発し、アナハイムでGP-02Aや

リック・ディアスを開発させる呼び水となった

755:通常の名無しさんの3倍:2010/05/02(日) 12:15:49 ID:???

濃爆おたく先生のドム話が浮かんだ

760:通常の名無しさんの3倍:2010/05/03(月) 18:13:16 ID:???

回収型ザク

重力圏で擱坐したMSを回収するのに最も適しているのは、やはりMS

である。

回収型ザクは、フレームの歪み、関節の磨耗、ジェネレータが定格出

力を得られなくなった等、戦闘に耐えられなくなった機体を元に前線の

整備員が改修した機体であり、正式なナンバーは与えられていない。

関節のギアはパワー優先で固定されているため動きは鈍いが、その分

力は強く、手足を失ったザク2機を抱えて戻ってきたとの報告もある。

MS回収・修理部隊は連邦軍の最優先攻撃目標であり、終戦まで無事に

残っていた回収型ザクは1機しか確認されていない。

この機体は、現在はニューヤークの戦争記念館で見ることが出来る。

なお、回収型MSはそのほとんどがザクベースだが、わずかにグフやドム

が改修されたものもあったとの話もある。


761:通常の名無しさんの3倍:2010/05/03(月) 18:54:47 ID:???

>>760

こういう寄せ集めの機体が、補給の途絶えた前線からの撤退時に

意外な活躍をする話は、よく妄想するな。

松本零士風の短足がに股キャラが、一升瓶抱えて憤死するようなイメージだけど。


768:通常の名無しさんの3倍:2010/05/06(木) 01:26:11 ID:???

RGM-79DW

補給や整備だけが兵站ではない。

RGM-79DWは、書類作成や計算業務を処理するために開発された

GMのバリエーションである。

火器の類は一切使用できないが、ランドセルにマウントされたビーム

ボールペンは1センチ角の文字を1分間500字のハイペースで書くこと

を可能とし、左手のハイパーソロバンは関数電卓並の計算能力を発揮

する。

テストでは、どれほどミノフスキー粒子が濃い環境でも給与計算や在庫

管理が出来ると好評だったが、貴重なGMをデスクワークに回すことに

対する反発は根強く、専用文房具(通称GM用品)やMSサイズの机(通

称GM机)の開発遅延により、本来の性能を発揮するチャンスはほとん

ど無かったという。

なお、オフィスに机を与えられなかった機体は簡単な回収により前線に

送られ、その全てが破壊されたと伝えられている。

指導部の無理解により活躍の場を与えられなかった悲劇の機体である。


769:通常の名無しさんの3倍:2010/05/08(土) 15:51:42 ID:???

>>768

いや、俺がお偉いさんでも認可できんなw

GM用品言いたいだけじゃないかw


781:通常の名無しさんの3倍:2010/07/17(土) 12:30:56 ID:???

オ・リジン的に発想を発展して

RGM-79

アムロ・レイ専用ジム(予備機)


ガンダムメンテ中にジオンと遭遇することもあったはず

カラーリングはRX-78と同様

コア・ファイター内蔵式に変更

 

当然ツインサーベル仕様

783:通常の名無しさんの3倍:2010/07/18(日) 22:00:17 ID:???

RGM-79Q/AG ジム・クゥエルエゥーゴ仕様

ティターンズからエゥーゴに寝返った元ティターンズ部隊が使用した珍しいエゥーゴ仕様のジム・クウェル。

ジム・クウェルをエゥーゴカラーに塗り替えただけの物だが、ネモのシールドを携帯している機体もあった。

部隊名等は不明だが、エゥーゴ旗艦アーガマを護衛する姿が当時のエゥーゴのプロパガンダ写真に残されている為、機体自体はよく知られている。

ダカール宣言以前より存在する機体だが、所属部隊が明らかにされていないのは一説によればG3ガス事件に関わっていた為ともいわれる。


784:通常の名無しさんの3倍:2010/07/19(月) 11:22:16 ID:???

>>783

劇場版で


カスタムVSクェエルが見たかったw


677:通常の名無しさんの3倍:2009/08/19(水) 09:51:02 ID:???

RGM-89(-1) ジェガン1号機

宇宙世紀0090年5月8日に完成した記念すべきジェガン第一号。

アナハイム・エレクトロニクスのフォン・ブラウン工場第3MS建造所で制作された。

一~五号機までは連邦軍上層部へ直接披露する事になっていたのでネジの一本まで一級品が使われた。

また、お披露目では塗装の選定も行われ、五機のジェガンは全て塗装パターンが違っており

本機はGM系伝統の白を基調とした塗装だったが、採用されたのは4号機の薄緑色である。

その後塗装が直されてサイド2駐留艦隊へと配備される。初仕事は慣らし運転も兼ねた23~29バンチ周辺宙域のパトロールであった。

その後不安定な情勢によって頻発するテロや暴動を相手に奮闘する。初の実戦の相手は

4バンチ周辺でテロリストに渡ったザクIIとハイザックそれぞれ二機であった。

旧式機を相手に圧倒的な強さを見せるジェガン部隊は多くの人々の印象に残る事になる。

0093年からシャア・アズナブル率いるネオ・ジオンの蜂起に呼応した更なるテロや暴動の激化に忙殺される。

勃発した第二次ネオ・ジオン抗争では最後の最後に参加し、ギラ・ドーガ一機を中破させ、ムサカのカタパルトを破壊する戦果を挙げた。

アクシズ落下時には必死にアクシズを食い止めるユウ・カジマの乗る11号機を尻目に

撤退命令を重視した本機パイロットの操縦で早々に艦へと帰っていた。

戦後も119年まで運用され、耐用年数に達する頃にアナハイムに兄弟の2、5号機(3、4号機先の戦争で損失)と共に缶ジュース一本分の値段で買い戻され、

フォン・ブラウンのアナハイム・エレクトロニクス社内ミュージアム(一般人も有料で入場可)で現在も展示されている。

678:通常の名無しさんの3倍:2009/08/20(木) 02:02:54 ID:???

アナハイム社内ミュージアムにすごく行きたいです

ガンブレでいろいろ作れるといいなぁ